IIBCがTOEIC L&R公式eラーニングを個人向けに販売開始、ETS作成の公式問題で実践的な英語力向上を支援

記事の要約
- IIBCがTOEIC L&R公式eラーニングの個人向け販売を開始
- ETSが作成した公式問題約1,500問を収録し学習可能
- 3月末まで30%OFFの発売記念キャンペーンを実施
IIBCのTOEIC L&R公式eラーニング個人向け販売開始
国際ビジネスコミュニケーション協会は、TOEIC Listening & Reading公式eラーニングの個人向け販売を2025年3月3日より開始した。ETSが本番のテスト制作と同じプロセスで作成した約1,500問の公式問題を収録しており、3ヶ月で約150時間の学習が可能となっている。
本教材は第18回日本e-Learning大賞で日本電子出版協会会長賞を受賞しており、タブレットやスマートフォンにも対応している。ビジネスや日常生活での実践的な英語力を効率的に習得できるよう設計されており、スキマ時間での学習にも最適な教材となっている。
発売を記念して2025年3月31日までキャンペーンを実施しており、3ヶ月コースが通常価格27,500円から19,250円に、6ヶ月コースが38,500円から26,950円に割引される。基礎編を含むすべてのコースが対象となっており、より多くの学習者に利用の機会を提供する。
TOEIC L&R公式eラーニングの特長まとめ
3ヶ月コース | 6ヶ月コース | |
---|---|---|
通常価格 | 27,500円 | 38,500円 |
キャンペーン価格 | 19,250円 | 26,950円 |
学習時間 | 約150時間 | 約150時間 |
収録問題数 | 約1,500問 | 約1,500問 |
TOEICについて
TOEICとは、Test of English for International Communicationの略称で、日常生活やグローバルビジネスにおける英語コミュニケーション能力を測定するテストのことである。以下のような特徴がある。
- 世界160カ国、約14,000団体で実施される国際的な英語テスト
- 10点から990点までのスコアで評価され、基準は常に一定
- 企業の採用や昇進要件、学校の入試や単位認定に広く活用
2023年度の日本における受験者数は約192万人で、1979年のテスト開始以来、累計5000万人以上が受験している。2020年4月からは企業・学校・団体向けにオンライン方式のテストも導入され、約1時間での受験が可能となっている。
TOEIC L&R公式eラーニングに関する考察
個人向けTOEIC L&R公式eラーニングの提供開始は、オンライン学習の需要が高まる現代において重要な意味を持つ。ETSによる公式問題の提供により、学習者は本番のテストと同じ品質の問題で効果的な準備が可能となり、より実践的な英語力の向上が期待できるだろう。
ただし、スマートフォンやタブレットでの学習に対応しているものの、長時間の画面操作による目の疲れや集中力の持続が課題となる可能性がある。学習者の健康面への配慮として、適切な休憩時間の提案や、画面の明るさ調整機能の追加などが望まれる。
今後は、AIによる個別最適化された学習プランの提供や、リアルタイムでの発音チェック機能の追加など、テクノロジーを活用した新機能の実装が期待される。TOEICの受験者数は年々増加しており、より多くの学習者のニーズに応える柔軟な機能拡張が求められるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「『TOEIC® Listening & Reading 公式eラーニング』を個人向けに販売開始 | 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000051295.html, (参照 2025-03-04).