筑波大学男子ラクロス部が一部昇格を目指しクラウドファンディングを実施、目標金額70万円で練習環境の整備へ

記事の要約
- 筑波大学男子ラクロス部がクラウドファンディングを開始
- 目標金額70万円で一部昇格への挑戦を支援
- 新歓費や練習環境整備に活用予定
筑波大学男子ラクロス部のクラウドファンディング計画発表
スポチュニティ株式会社は2025年3月3日、筑波大学男子ラクロス部による支援募集プロジェクトを3月10日から開始すると発表した。目標金額を70万円に設定し、過去に何度も一部昇格を目指しながら果たせなかった悔しい経験を原動力に、部員一同が本気で一部昇格への挑戦に取り組む決意を示している。
クラウドファンディングで集められた資金は新歓費や練習環境の整備に充てられ、防具やクロス、カメラ、ボール、ゴールネットなどの備品購入やコーチング費用、グラウンド代として活用される。リターン品として応援セットやオリジナル応援パーカーなどが準備されており、支援者への還元も計画されている。
募集期間は2025年3月10日8時から3月31日23時59分までとなっており、スポチュニティのアドバイザーが企画やリターン設計、アピール文の作成などを二人三脚でサポートする体制が整えられている。専任ライターによる取材・記事化も無料で提供され、プロジェクトの周知・拡散を支援する方針だ。
クラウドファンディングプロジェクトの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
実施期間 | 2025年3月10日8:00~3月31日23:59 |
目標金額 | 70万円 |
主な使途 | 新歓費、備品購入、コーチング費用、グラウンド代 |
リターン例 | 応援セット(15,000円)、オリジナル応援パーカー(20,000円) |
サポート内容 | 企画支援、リターン設計、アピール文作成、取材・記事化 |
クラウドファンディングについて
クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人々から資金を募る仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 目標金額と期限を設定して資金を募集
- 支援者へのリターン(返礼品)を用意
- プロジェクトの詳細や進捗を公開
スポーツ分野におけるクラウドファンディングは、チームや選手の活動資金調達の新たな手段として注目を集めている。スポチュニティのような専門プラットフォームの存在により、プロジェクトの立案から実施までの支援体制が整備され、より実現可能性の高い資金調達方法として確立されつつある。
大学スポーツのクラウドファンディングに関する考察
大学スポーツにおけるクラウドファンディングの活用は、部活動の財政基盤を強化する有効な手段として期待できる。従来の部費や寄付金だけでは十分な活動資金を確保することが難しい状況において、クラウドファンディングは新たな資金調達の選択肢を提供している点で意義深い。
一方で課題として、目標金額の設定や支援者への適切なリターン設計、プロジェクトの魅力的な発信方法などが挙げられる。特に大学スポーツの場合、部員の入れ替わりが早いため、継続的な支援体制の構築や支援者とのつながりの維持が重要になってくるだろう。
今後は単なる資金調達の手段としてだけでなく、部活動のファン作りや地域との連携強化にもつながる可能性がある。クラウドファンディングを通じて部活動の取り組みや目標を広く発信することで、新たな応援者やサポーターを獲得できる機会にもなり得る。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「筑波大学男子ラクロス部、クラウドファンディング「誰もが主役、1部昇格への挑戦を共に叶えよう!#筑波大学男子ラクロス部」をスポチュニティで実施予定! | スポチュニティ株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000394.000019301.html, (参照 2025-03-04).