イオンファンタジーがロブロックスゲーム開発コースを開講、小中学生向けにテキストプログラミング学習を強化

記事の要約
- イオンファンタジーがロブロックスゲーム開発コースを開講
- 3月1日より小中学生向けに新コースをスタート
- テキストプログラミングとゲーム制作を同時に学習可能
ゲームカレッジLv.99のロブロックスゲーム開発コース新設
株式会社イオンファンタジーは、オンラインスクール「ゲームカレッジLv.99」において、世界的人気ゲーム「Roblox」のゲーム制作ツール「Roblox Studio」を使用した「Robloxゲーム開発コース supported byデジタネ」を2025年3月1日より新たに開講する。本コースでは3Dゲームの制作を通じて本格的なテキストプログラミングが学習できるようになっている。
「Roblox Studio」を活用した本コースでは、オリジナルゲームの制作とRobloxプラットフォーム上での全世界への公開が可能となっている。タイピングスキルやデザイン力、英語力などの多様なスキルを楽しみながら身につけることができ、小学4年生から中学生までを対象としている。
レッスンは週1回60分、1クラス5名以下の少人数制で実施され、年間で12ミッションと2回の発表会が予定されている。受講料は月額10,780円で、1月16日より無料体験レッスンの参加者募集を開始し、体験レッスンは2月4日から実施される。
ロブロックスゲーム開発コースの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
対象年齢 | 小学4年生~中学生(推奨) |
受講条件 | 両手でパソコン文字入力可能、Roblox Studio使用可能なPC所持 |
レッスン形態 | 週1回60分、1クラス5名以下 |
カリキュラム | 年間12ミッション+2回発表会 |
受講費用 | 月額10,780円(税込) |
体験レッスン | 2025年2月4日より開始(無料) |
テキストプログラミングについて
テキストプログラミングとは、コードを文字列として記述してプログラムを作成する手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- プログラミング言語の文法に従って直接コードを記述
- より柔軟で高度なプログラム開発が可能
- 実務で使用される本格的なプログラミング手法
Roblox Studioでは、Luaというプログラミング言語を使用してテキストプログラミングを学ぶことができる。テキストプログラミングの習得は、将来的なプログラミングスキルの向上につながり、実践的なゲーム開発の基礎を身につけることが可能だ。
ロブロックスゲーム開発コースに関する考察
ロブロックスゲーム開発コースは、世界的に人気のあるプラットフォームを活用することで、子どもたちのプログラミング学習へのモチベーションを高める効果が期待できる。作成したゲームを世界中のユーザーと共有できる点は、創作意欲を刺激し、継続的な学習を促進する要素となるだろう。
一方で、テキストプログラミングは視覚的なブロックプログラミングと比べて学習難度が高いため、子どもたちの理解度に合わせたきめ細かな指導が必要となる。少人数制のクラス編成は個別指導の観点から適切だが、需要が高まった場合の講師の確保と質の維持が課題となる可能性がある。
将来的には、AIを活用した学習支援システムの導入や、より細かいレベル分けによるカリキュラムの最適化が望まれる。また、作品の発表機会を増やすことで、子どもたちの達成感とコミュニティの形成を促進し、より効果的な学習環境を構築できるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「ゲームカレッジLv.99、3月より小中学生向けに世界的人気ゲーム 『ロブロックス ゲーム開発コース』 を開講 | 株式会社イオンファンタジーのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000867.000060567.html, (参照 2025-01-16).