筑波大学発ベンチャーPalamesがJAPAN STARTUP SELECTIONに採択、デジタルマップ制作でイベント体験を向上

記事の要約
- 筑波大学発ベンチャーPalamesがJAPAN STARTUP SELECTIONに採択
- イベントガイドアプリdokoikoによるデジタルマップを制作
- つくば市選抜スタートアップとしてピッチ登壇とブース展示を実施
筑波大学発ベンチャーPalamesのJAPAN STARTUP SELECTION採択
株式会社Palamesは、スタートアップ都市推進協議会が主催する「JAPAN STARTUP SELECTION – the 11th Edition -」への採択が決定し、2025年1月21日に発表した。筑波大学発ベンチャーであるPalamesは、イベントガイドアプリ「dokoiko」の技術を活用してブースレイアウトとデジタルマップの制作を担当することとなった。
JAPAN STARTUP SELECTIONは、スタートアップ都市推進協議会に加盟する11の自治体から選出された31のスタートアップ企業が集結する大規模なビジネスマッチングイベントである。イベントでは、トークセッションやピッチ、ブース出展が行われ、全国の事業会社や投資家とのマッチングの場として機能している。
Palamesが提供するdokoikoのデジタルマップには、フィルター検索機能や詳細情報の即時表示機能が実装されている。これらの機能により、イベント参加者は効率的に出展ブースを探索し、より充実したイベント体験を得ることが可能となっている。
JAPAN STARTUP SELECTIONのイベント詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年1月30日 13:00-18:45(開場12:30) |
会場 | CITY HALL & GALLERY GOTANDA |
住所 | 東京都品川区西五反田8-4-13五反田JPビルディング3F |
参加企業数 | 31社(11自治体から選出) |
実施内容 | トークセッション、ピッチ、ブース出展 |
デジタルマップについて
デジタルマップとは、従来の紙やPDFの会場マップをデジタル化し、インタラクティブな機能を付加した次世代型の案内システムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- リアルタイムでの情報更新が可能
- フィルター検索による効率的な情報探索
- 詳細情報の即時表示機能
Palamesが開発したデジタルマップは、イベントガイドアプリ「dokoiko」の技術を活用し、出展者情報の共同編集システムやリアルタイムな情報配信機能を実装している。これにより、イベント主催者の運営負担を軽減しつつ、来場者により充実した情報提供を実現することが可能となった。
スタートアップイベントのデジタル化に関する考察
スタートアップイベントのデジタル化は、参加者の利便性向上だけでなく、主催者側の運営効率化にも大きく貢献する可能性を秘めている。従来の紙媒体による案内では実現が困難だったリアルタイムでの情報更新や、詳細な出展者情報の提供が可能となり、より効果的なビジネスマッチングの実現が期待できるだろう。
今後の課題として、デジタルツールの導入に不慣れな参加者へのサポート体制の整備や、システムの安定性の確保が挙げられる。これらの課題に対しては、直感的なユーザーインターフェースの開発や、オフラインでも利用可能なバックアップシステムの実装が有効な解決策となるだろう。
さらなる発展の方向性として、AIを活用したマッチング機能の追加や、バーチャル展示との連携などが考えられる。デジタルマップを起点としたイベントのDX化は、スタートアップエコシステムの活性化に大きく寄与する可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「筑波大学発ベンチャーの株式会社Palamesが「JAPAN STARTUP SELECTION – the 11th Edition -」に採択。同イベントのデジタルマップも制作 | 株式会社Palamesのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000128936.html, (参照 2025-01-22).