Kids Code Clubが無料オンラインプログラミング教育イベントを開催、GoogleやAmazonの現役エンジニアが指導
記事の要約
- Kids Code Clubが英語でプログラミングを学ぶオンラインイベントを開催
- GoogleやAmazonの現役エンジニアがボランティアとして参加
- サーチ＆ソートアルゴリズムをテーマに基礎概念を学習
無料オンラインプログラミング教育イベントCS in English Season 7の開催概要
一般社団法人Kids Code Club、Seattle IT Japanese Professionals、特定非営利活動法人くまもとLRネットの3団体は、2025年3月16日に英語でプログラミングを学ぶオンラインイベント「CS in English Season 7」の第3回を開催することを発表した。本イベントでは日米IT企業の現役エンジニアがボランティアとして参加し、子どもたちにプログラミングの基礎を提供する。
今回のテーマである「サーチ＆ソートアルゴリズム」では、7並べのカードゲームなど身近な例を通じてアルゴリズムの基本概念について理解を深める機会を提供している。参加者は英語レベルに応じたグループに分かれ、日本語のサポートも受けながら学習を進めることが可能だ。
「CS in English」は2018年の開始以来7年目を迎え、毎回100名前後の小中学生とボランティアスタッフが日本やアジア、北米から参加している。現役ITエンジニアと直接交流しながらコーディングやデジタル創作に取り組むことで、実践的なプログラミングスキルの習得を目指すことができる。
CS in English Season 7イベント詳細
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年3月16日（日）9:30～11:30（日本時間） |
| 対象年齢 | 9歳～15歳の小・中学生（高校生も参加可） |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 120名（先着順） |
| 開催方法 | Zoomを使用したオンライン形式 |
| 申込期間 | 2025年2月14日～3月6日 |
アルゴリズムについて
アルゴリズムとは、特定の問題を解決するための手順や方法を体系的に示したものである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 明確な手順と規則に基づいて問題を解決する方法
- 入力から出力までの過程が論理的に定義される
- コンピュータプログラミングの基礎となる概念
プログラミング教育においてアルゴリズムを学ぶことは、論理的思考力やプログラミングスキルの向上に直結する。本イベントでは、サーチアルゴリズムとソートアルゴリズムという基本的なアルゴリズムを、ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことができるため、プログラミング初学者にとって最適な学習機会となるだろう。
CS in English Season 7に関する考察
オンライン形式で開催されるCS in English Season 7は、地理的な制約を超えて多くの子どもたちにプログラミング学習の機会を提供できる画期的な取り組みである。特に現役ITエンジニアがボランティアとして参加することで、実践的な知識や経験を直接伝えることができ、参加者のモチベーション向上にもつながるだろう。
英語でのプログラミング学習は、将来のグローバルな活躍を見据えた重要なスキルとなっている。日本語のサポートも充実しており、英語が得意でない参加者でも安心して学べる環境が整備されているが、より多くの子どもたちが参加できるよう、さらなるサポート体制の強化が期待される。
アルゴリズムの基礎を身近な例を通じて学ぶアプローチは、プログラミング教育の新たな可能性を示している。今後は参加者の年齢や経験レベルに応じたより細かいカリキュラムの開発や、オンラインならではのインタラクティブな学習ツールの導入が望まれる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「小中学生を対象にして英語で学ぶプログラミング教育イベント「サーチ＆ソートアルゴリズム」をオンラインで開催します！ | Kids Code Clubのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000036248.html, (参照 2025-03-04).
