岩手大学TOVLABが災害に強いまちづくりインターンシップを開催、地域企業3社と連携し実践的な学びを提供

岩手大学TOVLABが災害に強いまちづくりインターンシップを開催、地域企業3社と連携し実践的な学びを提供

岩手大学TOVLABが災害に強いまちづくりインターンシップを開催、地域企業3社と連携し実践的な学びを提供

PR TIMES より

記事の要約

  • 岩手大学でTOVLABが災害に強いまちづくりインターンシップを開催
  • ミッドホールディングス、岩手銀行、JTが企業パートナーとして参画
  • 2025年2月28日から3月末まで学生向けプログラムを実施

岩手大学イーハトーヴ協創ラボTOVLABでのインターンシップ開催

株式会社ATOMicaは、ミッドホールディングス株式会社、株式会社岩手銀行、日本たばこ産業株式会社と連携し、2025年2月28日より岩手大学内のコワーキングスペース『イーハトーヴ協創ラボ TOVLAB』において、災害に負けないまちづくりをテーマにした学生向けインターンシップ『COYAGE INTERNSHIP』を開始した。TOVLABは理論と実践を結びつける理想的な学びの場となっている。

ATOMicaは学生たちの就活やインターンシップに関する悩みに加え、地元企業や岩手大学、学生たちの災害への高い意識を踏まえ、より良い就業体験と地元企業との交流機会を提供するためにプログラムを企画した。参画した3社は災害に負けないまちづくりへの期待と岩手県の学生支援への思いが共鳴し、プログラムへの参加を決定している。

参加学生はATOMicaのコミュニティマネージャーによる伴走支援を受けながら、実際の地域課題解決に取り組むことができる。情報収集力、発想力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力といった社会で活用できるビジネススキルの習得が期待できるプログラム設計となっている。

COYAGE INTERNSHIPの実施概要

実施日 内容
Day1(2/28) キックオフ・ビジネススキルのインプット
Day2(3/10) 岩手銀行の業界&会社理解を深めるフィールドワーク
Day3(3/11) JTの業界&会社理解を深めるフィールドワーク
Day4(3/14) ミッドホールディングスの業界&会社理解を深めるフィールドワーク
Day5(3/17~23) 課題解決のためのアイデア発散・収束
Day6(3/27) DEMODAY(成果発表会)

ATOMica公式サイト

ソーシャルコワーキングについて

ソーシャルコワーキングとは、単なる作業スペースの提供を超えて、人と人のつながりや共創を生み出すコミュニティ形成を重視したワークスペースの運営形態を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • コミュニティマネージャーによる利用者間の交流促進
  • 地域や企業との連携による課題解決の場の提供
  • 多様なステークホルダーとの協働機会の創出

ATOMicaが展開するソーシャルコワーキング事業は、創業からの約5年間で全国累計40拠点にまで拡大している。企業や自治体、大学などと連携し、コワーキングスペースを通じた持続的な地域活性化と人材育成に取り組んでいる。

岩手大学TOVLABのインターンシップに関する考察

産学官連携によるインターンシッププログラムの実施は、学生の実践的なスキル習得と地域課題解決の両立という点で画期的な取り組みである。特に災害に強いまちづくりというテーマは、地域特性を活かした実践的な学びの機会として高い教育効果が期待できるだろう。

コミュニティマネージャーによる伴走支援は、学生の成長をサポートする重要な要素となっているが、プログラムの規模拡大に伴い支援の質の維持が課題となる可能性がある。支援体制の強化やデジタルツールの活用により、きめ細かなサポートを継続できる仕組みづくりが必要となるだろう。

企業と学生の交流機会の創出は、地域の人材育成と企業の採用活動の双方にメリットをもたらすことが期待される。今後はインターンシップ後のフォローアップや継続的な交流の仕組みづくりにも注力し、地域の人材エコシステムの構築につなげていくことが重要だ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「岩手大学内コワーキングスペース『イーハトーヴ協創ラボTOVLAB』で、災害に負けないまちづくりをテーマにした大学生向けインターンシップ開催 | 株式会社ATOMicaのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000045593.html, (参照 2025-03-04).

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