イギリスの伝統的なボーディングスクール12校が参加するフェアを開催、直接相談で留学への第一歩を支援
記事の要約
- イギリスの伝統的なボーディングスクール12校が来日決定
- 3月15日に赤坂インターシティカンファレンスで開催
- 校長や入試課担当者との直接進学相談が可能
ブリティッシュ・ボーディングスクールフェア2025の来日校が決定
ピッパズ・ガーディアンズは2025年3月15日に開催される「ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア March 2025」の来日校12校を決定した。第三回目となる今回のフェアでは、イギリスの名門校であるラドリー・カレッジやダウンハウス・スクールなど全く新しいボーディングスクールが来日することになっている。
BBSFJは2023年からの二回の開催で約450組1,000人以上の来場者を記録した実績を持つイベントである。今回のフェアでは付属のシニアスクールを持たない独立系プレップスクールが多く来日し、充実した進学サポートを提供できる学校群が集まることになった。
来日校にはイートン・カレッジやハロウ・スクールなどの伝統的なシニアスクールへの進学実績を持つオールド・バッケナム・ホールや、スポーツやデジタルテクノロジー施設が充実したアウンドル・スクールなどが含まれている。フェアでは各校の特色ある教育プログラムや施設について直接相談することが可能だ。
参加校の特徴まとめ
ダウンハウス | ラドリー・カレッジ | アウンドル・スクール | シャーボーン・スクール | |
---|---|---|---|---|
学校種別 | 女子校 | 男子校 | 共学 | 男子校 |
対象年齢 | 11-18歳 | 13-18歳 | 13-18歳 | 13-18歳 |
特色 | 学業達成度の高さ | 伝統的な全寮制 | DTファシリティ充実 | 音楽教育に注力 |
ボーディングスクールについて
ボーディングスクールとは全寮制の学校を指し、学業だけでなく寮生活を通じた人格形成を重視する教育機関である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 全寮制による24時間の教育環境の提供
- 充実した学習・課外活動施設の完備
- 少人数制による手厚い学習支援体制
イギリスのボーディングスクールでは学力だけでなく、生徒の性格や得意分野なども含めた総合的な評価に基づいて入学者を選考している。各校は独自の教育理念と特色ある施設を持ち、進学実績だけでは測れない多様な教育価値を提供することが可能だ。
ブリティッシュ・ボーディングスクールフェアに関する考察
フェアが3回目の開催を迎えることは、イギリス留学への関心の高まりを示す重要な指標となっている。直接学校関係者と相談できる機会は、留学を検討する家族にとって貴重な情報収集の場となり、より適切な学校選択につながるだろう。
一方で、イギリスの教育システムと日本の教育制度との違いが、留学検討者にとって大きな課題となる可能性がある。留学後の日本の教育課程への接続や、文化的な適応支援など、きめ細かなフォローアップ体制の構築が今後の重要な課題となるだろう。
今後は単なる学校説明会としてだけでなく、イギリスの教育文化や寮生活の実態をより深く理解できるプログラムの充実が期待される。オンラインと対面のハイブリッド形式での開催など、より多くの家族が参加できる柔軟な開催形態も検討に値するだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【イギリス留学】英国の知られざる伝統的な小中高ボーディングスクール12校が来日決定! | Pippa’s Guardians Ltd.のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000124356.html, (参照 2025-01-16).