モレスキンと日本大学芸術学部がアートコンペを開催、受賞作品22点から13点を全国4店舗で巡回展示へ

記事の要約
- モレスキンと日本大学芸術学部がアートコンペを開催
- 122名が参加し22名の受賞作品を選出
- 全国4店舗で巡回展示を実施予定
モレスキンと日本大学芸術学部のアートコンペ開催と受賞作品巡回展示
モレスキンジャパン株式会社は、日本大学芸術学部との共同プロジェクト「Moleskine Art Competition with 日本大学芸術学部」を開催し、2024年8月から作品募集を開始した。「Newfound Creativity」をテーマに122名の学生が応募し、モレスキンノートブックをキャンバスとして独創的な作品を制作している。
2024年11月の審査会では、日本大学芸術学部の教員やモレスキンスタッフに加え、同学部卒業生でデザイナーの中村至男氏とイラストレーターの鈴木夏菜氏が特別審査員として参加し作品を評価した。厳正な審査の結果、大久保灯さん(美術学科)が最優秀賞を獲得することになった。
受賞作品は2025年1月24日から2月28日まで、モレスキン直営店および銀座ロフト5Fのモレスキンエリアにて巡回展示される予定だ。上位入賞者13名の作品がディスプレーされ、4セットに分けた作品が一週間ごとに順次巡回することになっている。
アートコンペ受賞作品巡回展の詳細
展示場所 | 所在地 | 展示期間 | 特記事項 |
---|---|---|---|
モレスキン原宿店 | 東急プラザ原宿ハラカド1F | 1月24日~31日 | ストア前ディスプレーケース |
モレスキン横浜店 | ジョイナス B1F | 2月3日~9日 | ハラカド2階の雑誌図書館「COVER」 |
モレスキン神戸阪急店 | 神戸阪急本店 7F | 2月12日~18日 | 通常展示 |
銀座ロフト | 銀座ベルビア 5F | 2月21日~28日 | モレスキン売り場 |
Newfound Creativityとは
Newfound Creativityとは、今回のアートコンペティションのテーマとして掲げられた概念であり、クリエイティビティやインスピレーションの探求を目的とした企画の根幹となっている。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 新たな発想や創造性の開拓を重視
- 従来の枠にとらわれない自由な表現
- アーティスト独自の視点や解釈を重要視
モレスキンノートブックは2世紀にわたってヴァン・ゴッホやピカソなど著名なアーティストに愛用されてきた歴史を持つ。クリエイティビティを育む場としてモレスキンノートブックが選ばれた背景には、創造性や想像力を育む伝統的なツールとしての価値が認められているためだ。
モレスキンと日本大学芸術学部のアートコンペに関する考察
モレスキンと日本大学芸術学部のコラボレーションは、次世代のアーティスト育成という点で重要な意義を持っている。特に美術学科やデザイン学科の学生たちにとって、プロのクリエイターによる評価を受けられる機会は貴重な経験となり、今後のキャリア形成に大きな影響を与えるだろう。
巡回展示によって、受賞作品が多くの人々の目に触れることは、若手アーティストの認知度向上に寄与する可能性が高い。しかし展示期間が各会場で1週間と限られているため、より多くの来場者を集めるための効果的な告知戦略が必要になってくるだろう。
今後はオンラインギャラリーの併設や、過去の受賞作品のアーカイブ化など、デジタルプラットフォームを活用した展開も検討に値する。また、国際的なアートコンペティションへの発展や、他の芸術系大学との連携など、プロジェクトのさらなる拡大も期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「モレスキンx日本大学芸術学部 アートコンペティション / 作品の巡回展示を開催 | モレスキン ジャパン株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000121718.html, (参照 2025-01-24).