県立広島大学がプログラミング集中講座を開催、デジタル時代の基礎教育として文理問わず受講者を募集

記事の要約
- 県立広島大学が第3回集中講座を開催予定
- プログラミングとアルゴリズムをテーマに実施
- 高校生から一般まで幅広く受講者を募集
県立広島大学の第3回集中講座開催
広島県公立大学法人は2025年1月23日、県立広島大学において第3回集中講座「はじめてのプログラミングとアルゴリズム」の開催を発表した。文理を問わず全ての大学生を対象としたデータサイエンス・AI教育の一環として実施される本講座では、実際にPCを用いた演習を通じてプログラミングの基礎を学ぶことができる。
第3回目となる本講座は、令和7年3月22日の13時30分から17時00分まで県立広島大学広島キャンパスの情報処理演習室で実施される。講師には同大学地域創生学部地域創生学科地域産業コースの野呂正明教授が務め、受講者には修了証が発行されるのが特徴だ。
本講座の対象者は高校生や大学・短大生のほか、教員を含む一般の方まで幅広く設定されており、定員は50名となっている。過去に開催された第1回目や第2回目の講座を受講していない人でも参加可能で、申し込み締め切りは令和7年3月10日までとなっている。
第3回集中講座の実施概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 令和7年3月22日 13:30〜17:00 |
開催場所 | 県立広島大学広島キャンパス 情報処理演習室 |
受講対象 | 高校生、大学・短大生、教員含む一般 |
定員 | 50名(先着順) |
受講料 | 無料 |
申込締切 | 令和7年3月10日 |
データサイエンス・AIについて
データサイエンス・AI(DS/AI)とは、データ処理や予測、自然言語処理などを含む先端技術分野のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 大量のデータを効率的に分析・処理
- 機械学習による予測モデルの構築
- 自然言語処理による文章の理解と生成
デジタル時代における基礎教養として、プログラミングやアルゴリズムの理解が不可欠となっている。県立広島大学の集中講座では、これらの基礎知識を実践的に学ぶことができ、文系理系を問わず全ての学生がデータサイエンス・AIの基礎を習得できる機会を提供している。
県立広島大学の集中講座に関する考察
県立広島大学が提供する集中講座は、デジタル時代に必要不可欠なスキルを効率的に習得できる機会として高く評価できる。特に過去の講座受講歴を問わない点や、高校生から一般まで幅広い層を対象としている点は、地域全体のデジタルリテラシー向上に貢献するだろう。
一方で、50名という定員に対して需要が高まった場合、先着順での受付では本当に学習意欲の高い参加者が受講できない可能性がある。今後は参加希望者の意欲や目的を考慮した選考プロセスの導入や、オンライン配信との併用による受講機会の拡大を検討する必要があるだろう。
将来的には、受講者同士のネットワーク作りや継続的な学習支援体制の構築も重要な課題となる。修了証の発行だけでなく、受講後のフォローアップや実践的なプロジェクトへの参加機会の提供など、より包括的な教育プログラムへと発展することが期待される。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「令和6年度 第3回集中講座「はじめてのプログラミングとアルゴリズム」 受講者募集 | 広島県公立大学法人のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000051586.html, (参照 2025-01-24).