明治大学が体育会競走部に大志田秀次氏を駅伝監督として起用、2031年度箱根駅伝優勝を目指し新体制を発足

明治大学が体育会競走部に大志田秀次氏を駅伝監督として起用、2031年度箱根駅伝優勝を目指し新体制を発足

明治大学が体育会競走部に大志田秀次氏を駅伝監督として起用、2031年度箱根駅伝優勝を目指し新体制を発足

PR TIMES より

記事の要約

  • 明治大学が体育会競走部に大志田秀次氏を駅伝監督として起用
  • 2025年4月より射場雄太朗氏らを含む新体制が発足
  • 2031年度箱根駅伝優勝を目指す「紫紺の襷プロジェクト」始動

明治大学体育会競走部の新体制と駅伝監督就任

明治大学は2025年3月3日、体育会競走部駅伝監督として現Honda陸上競技部エグゼクティブアドバイザーの大志田秀次氏の就任を発表した。大志田氏は東京国際大学駅伝部監督として箱根駅伝初出場や出雲駅伝初優勝など輝かしい実績を残しており、2025年4月1日から新体制での指揮を開始する。

新体制では駅伝コーチに亜細亜大学陸上競技部コーチの射場雄太朗氏、パフォーマンス&サイエンスコーチに明治大学競走部競歩部門コーチの三浦康二氏が就任する。さらにチーフトレーナーに引網善久氏、管理栄養士には水口佳奈氏を起用し、スカウティングマネージャーの西弘美氏が留任することで、総合的な強化体制を構築した。

明治大学は2024年10月の第101回箱根駅伝予選会で12位となり本戦出場を逃しており、1949年以来の優勝から遠ざかっている状況を打開するため、創立150周年記念事業として「紫紺の襷プロジェクト」を立ち上げた。2031年度の箱根駅伝優勝を目標に掲げ、大学駅伝界での復権を目指している。

明治大学競走部新体制の概要

役職 氏名 前職 状況
駅伝監督 大志田秀次 Honda陸上競技部エグゼクティブアドバイザー 新任
駅伝コーチ 射場雄太朗 亜細亜大学陸上競技部コーチ 新任
パフォーマンス&サイエンスコーチ 三浦康二 明治大学競走部競歩部門コーチ 新任
チーフトレーナー 引網善久 明治大学競走部トレーナー 新任
スカウティングマネージャー 西弘美 明治大学競走部スカウティングマネージャー 留任

箱根駅伝について

箱根駅伝とは、正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」という日本の大学駅伝競技の最高峰として知られる大会である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 毎年1月2日・3日に開催される伝統ある大学駅伝大会
  • 予選会を勝ち抜いた大学と前年度シード校が出場
  • 往路・復路合わせて約217kmを10区間で競う

明治大学は1949年の優勝以来、70年以上にわたり箱根駅伝での優勝から遠ざかっている状況が続いている。2024年10月の予選会では12位となり本戦出場を逃す結果となったが、新体制の発足と「紫紺の襷プロジェクト」の立ち上げにより、箱根路での復活を目指している。

明治大学競走部の改革に関する考察

大志田監督の就任は明治大学競走部の改革において重要な転換点となることが期待される。東京国際大学での実績や、箱根駅伝での優勝経験を持つ監督の手腕は、長年低迷が続く明治大学の駅伝部門の再建に大きな可能性をもたらすだろう。

新体制では専門性の高いスタッフを各部門に配置することで、選手の育成や強化に向けた総合的なアプローチが可能となる。射場コーチや三浦コーチなど実績のあるスタッフの加入により、選手の競技力向上や戦術面での進化が期待できるだろう。

2031年度の箱根駅伝優勝という目標達成に向けては、選手の発掘や育成に加え、チーム全体の意識改革も重要な課題となる。伝統校としての誇りを取り戻すためには、長期的な視点での選手育成システムの確立と、大学全体での支援体制の構築が不可欠だ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「明治大学体育会競走部駅伝監督に大志田秀次氏就任が決定 「紫紺の襷プロジェクト~Mの輝きを再び~」が始動 | 学校法人明治大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000119558.html, (参照 2025-03-04).

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