慶應大生が立ち上げたRulieがHASUNAとのトークセッションを開催、エシカルビューティーの未来を議論

記事の要約
- RulieとHASUNAが持続可能な社会を目指すトークセッション開催を発表
- 慶應大生創業のクリーンビューティーブランドが新しい美を発信
- 大学教授と学生起業家によるエシカルビジネスの対談を実施
クリーンビューティーとエシカルジュエリーのコラボイベント開催
株式会社Rulieは2025年3月3日、エシカルジュエリーブランドHASUNAとのコラボレーションイベントの開催を発表した。慶應義塾大学在学中に起業した児玉英里代表と、武蔵野大学EMC教授でHASUNA創業者の白木夏子氏による講演とパネルディスカッションを通じて、持続可能なビジネスモデルの可能性を探求する意欲的な取り組みとなっている。
本イベントは2025年3月19日にTokyo Innovation Baseにて開催され、武蔵野大学EMCの学生や慶應大学の学生、若手社会人を対象としている。児玉英里による政策と世界課題をビジネスに活かした経験談や、白木夏子氏による16年間のブランド運営の挑戦についての講演が予定されており、両氏によるパネルディスカッションではエシカルビジネスの可能性について深く議論される。
RulieはZ世代向けの日本初クリーンビューティーコスメブランドとして、環境や社会に配慮した化粧品の普及を目指している。2024年1月に株式会社化されたRulieと、2009年創業のHASUNAとの対話を通じて、若者たちがエシカルビジネスについて学び、新たな挑戦への一歩を踏み出すきっかけとなることが期待されている。
イベント詳細まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年3月19日(水)19:00-20:40 |
開催場所 | TiB(Tokyo Innovation Base)丸の内 |
参加対象 | 武蔵野大学EMCの学生、慶應大学の学生、若手社会人 |
主要登壇者 | 児玉英里(Rulie代表)、白木夏子(HASUNA創業者) |
イベント構成 | Keynote Speech、Special Talk、Panel Discussion、Networking Session |
クリーンビューティーについて
クリーンビューティーとは、肌・環境・社会に配慮して製造された化粧品のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 環境負荷を最小限に抑えた原材料の使用
- 社会的責任を考慮した製造プロセス
- 持続可能な開発目標(SDGs)への貢献
クリーンビューティーは、従来の化粧品産業が抱える環境負荷や社会的課題に対する解決策として注目を集めている。Rulieは高校時代からこの概念に着目し、若者向けブランドとして展開することで、次世代の美容産業における新たな価値観の創造を目指している。
エシカルビューティーの将来性に関する考察
エシカルビューティー市場は若年層の環境意識の高まりとともに、今後さらなる成長が期待される分野である。特にZ世代を中心とした消費者層は、製品の品質だけでなく企業の社会的責任や環境への配慮を重視する傾向が強く、クリーンビューティーやエシカルジュエリーのような価値観に基づいた商品選択を行う可能性が高まっている。
一方で、エシカル製品は一般的に製造コストが高くなる傾向があり、価格設定と市場競争力の両立が課題となっている。しかし、技術革新や生産効率の向上により、徐々にコストを抑えながら品質を維持する方法が確立されつつあり、市場への普及が加速する可能性がある。
今後は単なる環境配慮だけでなく、デジタル技術を活用した透明性の確保や、消費者とのコミュニケーション強化が重要になるだろう。RulieとHASUNAの取り組みは、そうした新しいビジネスモデルの先駆けとして、業界全体に影響を与える可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「未来を創る挑戦者たち」現役大学生発のクリーンビューティーコスメブランドRulie、エシカルジュエリーHASUNAとのトークセッションを開催 | 株式会社Rulieのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000152781.html, (参照 2025-03-04).