記事の要約
- アールナインが2026年春入社内々定者向けインターンシップを開始
- 入社前から後輩ができる独自の長期インターンシップ体制
- 採用活動やSNS運営など実践的な業務に従事
アールナインの2026年春入社内々定者インターンシップ開始
株式会社アールナインは、企業の採用と人材育成を支援する企業として2026年春入社の内々定者を対象とした長期インターンシップを2024年11月より開始した。このインターンシップは例年実施されており、入社への不安を払拭することを目的としているほか、1年以上の期間をかけて社会人としての準備を行うことができる仕組みとなっているのだ。
アールナインのインターンシップでは、内々定を獲得した学生が任意で参加可能であり、週2回程度の勤務で学業と両立しながら社会人としての基礎を学ぶことができるようになっている。2025年4月入社予定の内定者においても全8名が参加するなど、高い参加率を維持している。
このインターンシップの特徴として、大学3年生の年明けから開始され、同年末には一つ下の学年のインターン生が加入する点が挙げられる。後輩ができることで先輩としての自覚が生まれ、早期の成長を促進する効果があるとされている。
アールナインのインターンシップ制度まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開始時期 | 2024年11月 |
対象者 | 2026年春入社内々定者 |
勤務形態 | 週2回程度、学業との両立可能 |
主な業務内容 | 採用活動、SNS運営、システム開発 |
特徴 | 入社前から後輩ができる、1年以上の長期プログラム |
フリーアドレス制について
フリーアドレス制とは、オフィスにおいて固定席を設けず、従業員が自由に席を選択できる制度のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 柔軟な座席選択による効率的なスペース活用
- 部署間のコミュニケーション活性化
- 働き方の自由度向上とモチベーション向上
アールナインでは社内システム「seatable」を導入し、空席状況や個人の座席位置を把握できるようにしている。フリーアドレス制の課題である座席管理の問題を、インターン生が自発的に開発したシステムによって解決し、全社で活用されるまでに至っている。
長期インターンシップに関する考察
アールナインの長期インターンシップ制度は、入社前から実践的な業務経験を積むことができる点で画期的な取り組みである。特に採用活動への参加やSNS運営など、企業の重要な業務を任せることで、インターン生の責任感や成長意欲を高める効果が期待できるだろう。
一方で、学業との両立や長期間のコミットメントが求められることから、インターン生の負担管理が課題となる可能性がある。週2回程度の勤務体制や学業優先の柔軟な運用を維持しつつ、より効果的なタイムマネジメント支援の仕組みを検討する必要があるだろう。
今後は、インターン生が開発したseatableのような自発的なプロジェクトをさらに促進し、業務改善や新規サービス開発にも携わることができる機会を増やすことが望ましい。長期インターンシップを通じて培われた経験と知識が、入社後の即戦力としての活躍につながることが期待される。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「入社前に後輩がいる」「じっくりと社会人の準備」~2026年春入社の内々定者インターンシップ開始 | 株式会社アールナインのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000012430.html, (参照 2025-01-08).