岡山大学が第4期中期目標・中期計画の外部評価委員会を開催、教育改革の進捗状況を確認し次回は令和7年6月に実施予定

岡山大学が第4期中期目標・中期計画の外部評価委員会を開催、教育改革の進捗状況を確認し次回は令和7年6月に実施予定

PR TIMES より

記事の要約

  • 岡山大学が第4期中期目標・中期計画の外部評価委員会を開催
  • 過去2年分の外部評価とこれまでの進展状況を確認
  • 令和8年度の中間評価に向けた準備状況を議論

岡山大学の第4期中期目標・中期計画の進捗状況

国立大学法人岡山大学は2024年12月6日、令和4年11月に開催した準備会から5回目となる外部評価委員会を一般教育棟・A44講義室で開催した。外部評価委員会では過去2年分の外部評価報告書で受けたコメントを中心に、第4期中期目標・中期計画全体のこれまでの進展状況ならびに中期計画に対する達成状況について議論が行われている。

当日は菅誠治理事による開会あいさつから始まり、教学マネジメントに関する事項や学士課程教育に関する事項、入学者選抜に関する事項、大学院教育に関する事項について、第4期中期目標・中期計画の計画番号と対応させながら進捗状況の報告が行われた。外部評価委員と大学執行部による活発な質疑応答と意見交換も実施されている。

谷口説男外部評価委員長からは第4期中期目標・中期計画期間のスタート期から計画達成に向けて着実に前進していることが評価された。那須保友学長は外部評価委員への感謝を述べ、岡山大学は今後も外部評価委員会の意見を教学運営に活かし継続的な改善に取り組んでいくとしている。

外部評価委員会の開催概要

項目 詳細
開催日時 2024年12月6日
開催場所 一般教育棟・A44講義室
主な議題 第4期中期目標・中期計画の進捗状況、中間評価に向けた準備
評価委員 谷口説男委員長ほか5名の外部評価委員
次回予定 令和7年6月

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外部評価委員会について

外部評価委員会とは、大学の教育・研究活動や運営状況を客観的に評価するための第三者機関のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 大学外部の有識者による客観的な評価と助言
  • 教育・研究の質保証と改善に向けた提言
  • 中期目標・中期計画の進捗状況の確認

岡山大学の外部評価委員会は九州大学名誉教授の谷口説男氏を委員長とし、立命館アジア太平洋大学や京都大学、東京理科大学などの教授陣で構成されている。委員会での評価と提言は大学の教育改革や質の向上に活かされることが期待されている。

岡山大学の第4期中期目標・中期計画に関する考察

岡山大学の外部評価委員会における議論は、教学マネジメントから大学院教育まで幅広い分野をカバーしており、包括的な教育改革への取り組みが見て取れる。特に学士課程教育のTarget2025に関する事項や入学者選抜に関する事項など、具体的な目標に基づいた改革の進捗状況が確認されたことは評価に値するだろう。

今後の課題として、令和8年度に予定されている中間評価に向けた準備の充実化が挙げられる。外部評価委員からの指摘や提言を効果的に活用し、具体的な改善策を実施していく必要があるだろう。

岡山大学が目指す教育改革の実現には、外部評価委員会との継続的な対話と信頼関係の構築が不可欠である。次回の令和7年6月の委員会では、さらなる進展が期待されるところだ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【岡山大学】令和6年度岡山大学第4期中期目標・中期計画に掲げる「教育に関する目標」の達成に向けた外部評価委員会(フォローアップ・フィードフォワード)を開催 | 国立大学法人岡山大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002784.000072793.html, (参照 2025-01-08).