記事の要約
- 名古屋商科大学が第4回ビジネスプランコンテストを開催
- Global BBA 2年チームの『SentrySpace』が最優秀賞を受賞
- 全8チームが参加し熱のこもったプレゼンテーションを実施
名古屋商科大学第4回ビジネスプランコンテストの開催
名古屋商科大学商学部は2024年12月11日に第4回ビジネスプランコンテストの最終審査を開催した。本コンテストは名古屋商科大学同窓会と名古屋商科大学後援会、日本経営株式会社の協賛を受けて実施され、1次審査を経て選ばれた留学生を含む全8チームが最終審査に進出している。
最終審査では各チームが独自のビジネスプランについてプレゼンテーションを行い、聴講学生からビジネスプランの改善に向けた意見が出された。審査員からはビジネスの実務経験に基づく実践的な質問が投げかけられ、活発な議論が展開された。
審査の結果、Global BBA 2年チームの『SentrySpace』が最優秀賞である商学部長賞を受賞した。商学部1年チームの『mamotto』が優秀賞、経営管理課程2年チームの『ハミガキコネクト』がアイデア賞を獲得している。
ビジネスプランコンテストの受賞結果
賞名 | チーム名 | 学年・所属 |
---|---|---|
最優秀賞(商学部長賞) | SentrySpace | Global BBA 2年 |
優秀賞(同窓会会長賞) | mamotto | 商学部1年 |
アイデア賞(後援会会長賞) | ハミガキコネクト | 経営管理課程2年 |
日本経営奨励賞 | 絆connection他3チーム | 商学部3年他 |
日本経営敢闘賞 | Life Echo他1チーム | 経営学部4年他 |
ケースメソッドとフィールドメソッドについて
ケースメソッドとフィールドメソッドとは、実践的なビジネス教育手法を指す。以下のような特徴がある。
- ケースメソッドは討議を通じた問題解決能力の育成
- フィールドメソッドは実地体験による実践力の向上
- 両手法の組み合わせによる相乗効果の創出
名古屋商科大学商学部では、ケースメソッドとフィールドメソッドを教育の両輪として位置づけている。この教育手法により、産業界や地域社会のニーズに対応できるリーダーの養成を目指し、ビジネスプランコンテストはフィールドメソッドの実践の場として機能している。
ビジネスプランコンテストに関する考察
名古屋商科大学のビジネスプランコンテストは、学生のビジネス構想力と実践力を養成する重要な教育機会として機能している。特に留学生の参加を含む多様な視点からのビジネスプラン提案は、グローバルな視野を持つ人材育成につながっているだろう。
今後の課題として、提案されたビジネスプランの実現可能性を高めるための支援体制の強化が考えられる。インキュベーション施設の提供や、メンター制度の導入など、コンテスト後のフォローアップ体制を整備することで、より実効性の高い人材育成プログラムとなるだろう。
将来的には、他大学や企業との連携を通じて、コンテストの規模と質をさらに向上させることが期待される。産学連携の強化により、より実践的なビジネスプランの創出と、その実現に向けた支援体制の充実が望まれる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「名古屋商科大学、第4回ビジネスプランコンテストを開催《商学部主催》 | 学校法人栗本学園のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000235.000085831.html, (参照 2025-01-08).