岡山南高校とダイヤ工業が健康教育プログラムを実施、運動器年齢測定で300名以上が体験学習に参加

岡山南高校とダイヤ工業が健康教育プログラムを実施、運動器年齢測定で300名以上が体験学習に参加

PR TIMES より

記事の要約

  • 岡山南高校が健康をテーマとした実践型授業を実施
  • 運動器年齢の測定システムbonbone checkを活用した体験会を開催
  • 2日間で300名以上が運動器年齢の測定に参加

岡山南高校とダイヤ工業による健康教育プログラムの実施

ダイヤ工業株式会社は岡山県立岡山南高等学校と連携し、2024年5月から11月までの7か月間にわたって健康に関する実践型授業を実施した。授業内容には同社の研究施設に設置している動作解析システムモーションキャプチャを使用した胸椎の可動域チェックや新製品のコンセプトシート作成、アシストスーツミュージアムでの装着体験などが含まれている。

このプログラムの一環として2024年12月6日と7日に岡山南高校で開催された卒業制作展では、運動器年齢測定システムbonbone checkを活用した体験会が実施された。測定項目には握力や柔軟性、バランス感覚など7つの項目が含まれており、生徒たちが主体となって来場者の測定を行うことで、2日間で300名以上の参加者が運動器年齢の測定を体験した。

岡山南高校と企業の連携プログラムは2020年から開始されており、今回で5年目を迎えている。このような産学連携の取り組みは、生徒たちの実践的なスキル習得に貢献するだけでなく、企業側にとっても若い世代の視点を取り入れた製品開発や地域貢献の機会となっている。

健康教育プログラムの詳細

項目 詳細
実施期間 2024年5月~11月(7か月間)
主な活動内容 胸椎可動域チェック、新製品コンセプトシート作成、アシストスーツ体験
測定システム bonbone check(7項目の運動器機能測定)
体験会実績 2日間で300名以上が参加
連携実績 2020年から開始、5年目の取り組み

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運動器年齢測定システムについて

運動器年齢測定システムとは、人体の運動機能を科学的に評価するためのシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 握力、柔軟性、バランス感覚など7項目を総合的に評価
  • 測定結果に基づく個別トレーニングメニューの提案
  • 定期的な測定による運動機能の維持・向上の支援

岡山南高校での運動器年齢測定システムは、生徒たちが実際に操作して来場者の測定を行うことで、健康管理の重要性を実践的に学ぶ機会となっている。測定結果を通じて参加者の健康意識を高め、個々の身体状況に合わせたトレーニングメニューを提案することで、継続的な健康管理を支援している。

産学連携型健康教育プログラムに関する考察

岡山南高校とダイヤ工業による産学連携プログラムは、生徒たちが実践的なスキルを身につけながら地域社会との接点を持つことができる点で非常に意義深い取り組みである。特に運動器年齢の測定体験を通じて、生徒たちは健康管理の重要性を実感するとともに、測定技術や接客スキルなど実社会で必要とされる能力を養うことができるだろう。

一方で、このような産学連携プログラムを継続的に発展させていくためには、企業側と教育機関の密接な連携体制の構築が不可欠となる。特に生徒たちの学習進度に合わせたカリキュラムの調整や、最新の測定機器の導入など、両者が協力して取り組むべき課題は多いことだろう。

将来的には、このプログラムを他の高校にも展開し、より多くの生徒たちが健康管理や地域貢献について学べる機会を創出することが望ましい。また、測定データの蓄積と分析を通じて、地域住民の健康増進に向けた新たな知見を得ることも期待できるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【岡山南高校×ダイヤ工業】健康をテーマとした実践型授業を実施。運動器年齢の測定を通して健康への意識向上を図る | ダイヤ工業株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000393.000060537.html, (参照 2025-01-08).