記事の要約
- 学研英検ゼミが2024年12月20日から改訂版を販売開始
- 英検2級・準1級対策講座が新形式問題に対応
- ネイティブによる英作文添削指導が利用可能に
学研英検ゼミの改訂版が新形式問題に完全対応
株式会社Gakkenは高校生向けの英検対策オンライン映像講座「学研英検ゼミ」の改訂版を2024年12月20日より販売開始した。2024年度から実施される英検の新形式に対応するため、人気講師の竹岡広信先生による映像授業を全面的に刷新し、新たに追加された英文要約問題への対策コンテンツも充実している。
全4講座で構成される学研英検ゼミは、『英検2級(準1級)をひとつひとつわかりやすく。<改訂版>』をメインテキストとして採用している。各講座は60分×15回の映像授業で構成され、英作文、読解問題、リスニング問題など英検2級・準1級で出題されるすべての問題の解説が網羅的に収録されている。
改訂版では英米ネイティブによる添削指導サービスを導入し、英文要約問題と英作文問題の2題について添削を受けることが可能になった。二次試験対策としてはスティーブン・リッチモンド先生による面接シミュレーションも用意され、一次試験から二次試験まで総合的な対策が可能となっている。
学研英検ゼミ改訂版の講座内容まとめ
準1級対策講座(英会話付) | 2級対策講座(英会話付) | 準1級対策講座 | 2級対策講座 | |
---|---|---|---|---|
映像授業 | 60分×15回 | 60分×15回 | 60分×15回 | 60分×15回 |
添削指導 | 1回(課題2題) | 1回(課題2題) | 1回(課題2題) | 1回(課題2題) |
オンライン英会話 | 25分×8レッスン | 25分×8レッスン | なし | なし |
受講料(税込) | 33,000円 | 33,000円 | 27,500円 | 27,500円 |
英文要約問題について
英文要約問題とは、長文を読んで要点を英語で簡潔にまとめる問題形式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 長文の主要な内容を簡潔に要約する力が求められる
- 英語での表現力と文章構成力が試される
- 2024年度から英検の新形式として導入された
学研英検ゼミでは英文要約問題に対応するため、竹岡広信先生による詳細な解説と実践的な演習を提供している。添削指導では英米ネイティブが英文要約の添削を行うため、実践的な英語力を身につけることが可能だ。
学研英検ゼミの改訂版に関する考察
学研英検ゼミの改訂版は、2024年度の英検リニューアルに合わせた対応を迅速に行った点が評価できる。特に英文要約問題への対応と英米ネイティブによる添削指導の導入は、受験生の実践的な英語力向上に大きく貢献するだろう。
ただし、オンライン学習特有の課題として、学習者のモチベーション維持が懸念される。映像授業と添削指導、オンライン英会話を効果的に組み合わせることで、より高い学習効果を引き出すための工夫が必要となってくるはずだ。
今後は、AIを活用した個別最適化学習の導入や、より多様な演習問題の提供が期待される。特に英文要約問題については、添削回数の増加や模擬試験形式での演習機会の提供など、さらなる充実が望まれるところである。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「英検Ⓡ対策として人気のオンライン映像授業「学研英検ゼミ」が、パワーアップして2024年12月20日より改訂版の販売を開始! | 株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007084.000002535.html, (参照 2025-01-08).