記事の要約
- クレディセゾンがZ世代向けSAISON CARD Digital モード学園を発行開始
- モード学園の学生400名以上が参加し500以上のデザインを提案
- デジタルカード券面として6つのデザインが採用決定
モード学園とクレディセゾンの産学連携による新カード発行
クレディセゾンは、専門学校モード学園との産学連携プログラムにより、SAISON CARD Digital モード学園を2024年12月23日に発行開始した。このプログラムは2024年5月に発足し、Z世代が持ちたくなるカードをテーマにしたコンテストを実施したことで、東京・大阪・名古屋の各校から400名以上の学生が参加して500以上のデザインが集まることとなった。
コンテストでは東京・大阪・名古屋の各校から6つのデザインがデジタルカード券面として採用され、大阪モード学園の穂積さんのデザインはセゾン特別賞兼最優秀賞を受賞して実際のカード券面としても採用されることが決定した。このカードは若年層を対象とした取り組みの一環として位置付けられており、学生の作品が実社会で使用される機会を提供する意義深いプロジェクトとなっている。
SAISON CARD Digital モード学園は、デジタルデザイン6種類を気分に合わせて着せ替えできる機能を搭載しており、入会翌月までコンビニ・カフェ・マクドナルドで20%のキャッシュバックを受けられる特典も用意された。このカードの募集期間は2024年12月23日から2025年6月30日までとなっており、Z世代のニーズに応える新しいカードサービスとして注目を集めている。
新カードの特徴まとめ
概要 | 詳細 |
---|---|
名称 | SAISON CARD Digital モード学園 |
発行開始日 | 2024年12月23日 |
募集期間 | 2024年12月23日~2025年6月30日 |
特典内容 | コンビニ・カフェ・マクドナルドで20%キャッシュバック(上限2,000円) |
デザイン数 | デジタルカード券面6種類(着せ替え可能) |
参加校 | 東京・大阪・名古屋モード学園 |
産学連携プログラムについて
産学連携プログラムとは、企業と教育機関が協力して実施する教育・研究活動のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 実践的な学びの機会を学生に提供
- 企業の専門知識と学校の教育ノウハウを融合
- 学生の創造性を実社会で活かすチャンスを創出
モード学園とクレディセゾンの産学連携プログラムでは、ファッションデザイン学科やグラフィック学科など複数の学科から400名以上の学生が参加し、Z世代ならではの感性を活かしたデザインを提案した。クレジットカードという実務的な商品開発に学生が関わることで、教育的な意義と実践的な経験を兼ね備えたプログラムとなっている。
SAISON CARD Digital モード学園に関する考察
クレディセゾンとモード学園の産学連携による新カード発行は、Z世代の金融リテラシー向上という観点で重要な意義を持っている。従来のクレジットカードは若年層にとって敷居が高いイメージがあったが、学生自身がデザインに関わることで親近感が生まれ、金融サービスへの理解を深めるきっかけとなる可能性が高いだろう。
今後の課題として、デジタルカードの利便性向上やセキュリティ面での配慮が必要になってくるかもしれない。Z世代のライフスタイルに合わせた機能の追加や、安全な利用を促すための教育プログラムの展開など、継続的な改善が求められるだろう。
将来的には、このような産学連携プログラムをさらに発展させ、金融教育とデザイン教育を融合させた新しい教育モデルの構築も期待される。学生の創造性を活かしながら実践的なビジネス感覚を養成できる取り組みとして、他の教育機関や企業への波及効果も見込まれるはずだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「クレディセゾンのZ世代向け施策にモード学園学生のデザインが採用「SAISON CARD Digital モード学園」発行開始 | 学校法人 日本教育財団のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000734.000011137.html, (参照 2025-01-08).