日本スキー場開発が2024-2025シーズンNSDキッズプログラムを開始、13スノーリゾートで小学生以下が滑り放題に

記事の要約

• NSDが2024-2025シーズンのキッズプログラムを開始
• 小学生以下を対象に13スノーリゾートで利用可能
• シーズンパスを3,500円で提供し滑り放題に

NSDのキッズプログラム2024-2025シーズン展開

日本スキー場開発株式会社は2024年12月26日、2024-2025シーズンのNSDキッズプログラムの会員募集を開始した。NSDキッズプログラムは小学生以下の子供たちを対象に宮城県、群馬県、新潟県、長野県、岐阜県及び滋賀県の13スノーリゾートで利用可能なプログラムだ。

NSDキッズプログラムは2021-2022年シーズンからスタートし、海外からの来場者が増加する一方で国内のファミリー層や若年層の来場が縮小傾向にあることを受けて開始された。プログラムでは参加費3,500円でシーズンパスを提供し、小学生以下なら対象スキー場で何度でも滑走可能になるのだ。

プログラム参加者には「ポケモン」デザインのシーズンパスが提供され、ポケモンデザインのスノーボードやウェアも限定販売される。シーズンパスのデザインは全8種類で、2024-2025シーズンは新デザインも追加されており、子供たちのスキー場デビューを後押しする取り組みを強化している。

NSDキッズプログラムの主な内容

NSDキッズプログラム公式サイト

シーズンパスについて

シーズンパスとは、スキー場のリフトを期間中何度でも利用できる特別なチケットのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 期間中の利用回数制限なし
• 写真付きの個人識別カード形式
• 複数施設での相互利用が可能

NSDキッズプログラムのシーズンパスはポケモンデザインを採用し、子供の顔写真が印字される個人カードとなっている。シーズンパスは通常のリフト券と比べて大幅にコストを抑えられ、スキー場に何度も足を運ぶ機会を創出する効果がある。

NSDキッズプログラムに関する考察

NSDキッズプログラムは低価格で何度も利用できる点が、ファミリー層の経済的負担を大きく軽減する効果的な取り組みとなっている。特に子供の成長期に合わせたスキーやスノーボードの体験機会を提供することは、ウィンタースポーツの継続的な普及に重要な役割を果たすだろう。

ポケモンとのコラボレーションによるデザイン展開は、子供たちの興味を引き付ける効果的なアプローチとなっている。今後はさらなるキャラクターコンテンツとの連携や、子供向けイベントの拡充によって、より魅力的なプログラムへと発展することが期待されるだろう。

国内のスキー人口減少という課題に対し、次世代を担う子供たちへのアプローチは重要な施策となる。スキー場業界全体でこうした取り組みが広がることで、ウィンタースポーツの活性化と日本のスキー文化の継承につながることが期待できる。

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