NIC主催の英語プレゼン大会が鹿児島で初開催、中高生30名が英語で地元の魅力を発信

NIC主催の英語プレゼン大会が鹿児島で初開催、中高生30名が英語で地元の魅力を発信

PR TIMES より

記事の要約

  • NIC主催の英語プレゼン大会が鹿児島で開催
  • 県内の中高生30名が鹿児島の魅力を英語で発表
  • 創意工夫を凝らしたプレゼンで会場が盛り上がる

NIC主催の英語プレゼン大会「おらがまちピッチ in 鹿児島」が鹿児島育英館で開催

NIC International College in Japanは、中高生による英語プレゼン大会「おらがまちピッチ」の第一回大会を2024年12月8日に鹿児島育英館中学・高等学校で開催した。鹿児島の魅力を英語でプレゼンする本大会には、県内から14組30名の生徒が参加し、国際人の教育や英語教育、プレゼン経験、インバウンドの誘致を目的とした社会貢献活動の一環として実施された。

参加者たちは工夫を凝らした衣装や資料を準備し、観覧者を楽しませる演出に重点を置いたプレゼンテーションを展開した。着物を着用したり、手作りの小物を用意したり、三味線で演奏したりと、クリエイティビティに溢れるプレゼンテーションによって会場が何度も盛り上がりを見せた。

大会は南日本新聞や鹿児島テレビなどの地元メディアでも取り上げられ、その様子はNICの公式YouTubeなど各SNS媒体で公開される予定となっている。鹿児島県内の12校から参加があり、中学・高校それぞれの部門で最優秀賞、優秀賞、奨励賞、特別賞が贈られた。

「おらがまちピッチ」受賞者まとめ

最優秀賞 優秀賞 奨励賞 特別賞
中学校の部 鹿児島育英館中学校3年生チーム 加世田中学校2年生 鹿児島育英館中学校2年生チーム、串木野中学校3年生 なし
高校の部 神村学園高等部1年生 神村学園高等部1年生 鹿児島育英館高等学校2年生他4名 鹿児島育英館高等学校1年生チーム、鶴丸高等学校1年生

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インバウンドについて

インバウンドとは、外国人旅行者の訪日旅行や訪日外国人旅客を指す言葉であり、主に観光や経済活動の文脈で使用される用語である。地域の魅力を海外に発信し、外国人観光客を呼び込むための重要な施策として注目されている。

  • 地域の観光資源を活用した外国人誘客
  • 地域経済の活性化と国際交流の促進
  • 多言語対応やおもてなし環境の整備

鹿児島県では豊富な観光資源を活かしたインバウンド施策が展開されており、若い世代による英語での地域PR活動が注目を集めている。本大会のような取り組みは、次世代を担う中高生が地域の魅力を国際的に発信する機会として重要な役割を果たすことが期待される。

おらがまちピッチに関する考察

参加者が着物や三味線といった日本の伝統文化を取り入れながら英語でプレゼンテーションを行った点は、グローバルとローカルの融合という観点で非常に効果的であった。特に中高生が地元の魅力を主体的に発信することは、若い世代の郷土愛を育むとともに、インバウンド促進における新たなアプローチとして評価できるだろう。

今後の課題として、より多くの学校からの参加を促すための広報活動の強化や、プレゼンテーションスキルの向上を支援する事前研修の実施が考えられる。また、地域の特産品や観光資源に関する最新情報を提供するための地元企業や観光協会との連携体制の構築も重要な検討事項となるだろう。

将来的には、SNSやオンラインプラットフォームを活用した情報発信の強化や、他地域との交流プログラムの実施など、取り組みの幅を広げることが期待される。特に海外の学生とのオンライン交流や、プレゼンテーション内容の多言語展開など、グローバルな視点でのプログラム拡充が望まれる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「≪NIC主催「おらがまちピッチ in 鹿児島」≫ 鹿児島の中高生たち30名が英語で地元自慢を熱弁!会場中が鹿児島愛に溢れた感動のプレゼンに拍手喝采した大会になりました。最優秀賞は・・・・⁉ | 株式会社エヌ・アイ・シー・ジャパンのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000153848.html, (参照 2025-01-08).