ブロードマインドが東洋大学で金融教育を実施、FWB診断による実践的な金融リテラシー向上を目指す

ブロードマインドが東洋大学で金融教育を実施、FWB診断による実践的な金融リテラシー向上を目指す

ブロードマインドが東洋大学で金融教育を実施、FWB診断による実践的な金融リテラシー向上を目指す

PR TIMES より

記事の要約

  • 東洋大学でFWB診断付き金融教育を実施
  • 金融リテラシー向上とライフプラン習得を目指す
  • 講義後のアンケートで86%が効果を実感

東洋大学での金融教育とFWB診断の実施

ブロードマインド株式会社は東洋大学経営学部の学生を対象に、金融教育とFWB診断を組み合わせた出張授業を2024年12月19日に実施した。FWBとは現在と将来の経済的健全性を確保し、人生を楽しむ選択肢が確保できている状態を指し、金融リテラシー向上と収支管理能力の習慣化、ライフプランニングスキルの習得という3つの要素を重視している。

今回の授業では授業開始時にFWB診断を実施することで、学生が自身の金融リテラシーの現状を把握できる工夫を導入した。投資詐欺や闇バイト、マルチ商法といった大学生にとって身近な問題から、将来の人生設計まで幅広いテーマを扱うことで、実践的な金融教育を展開している。

実施後のアンケートでは「とても影響する」が57%、「影響する」が29%となり、86%の学生が講義による金融意識の変化を実感している。老後の生活や少子高齢化問題など、長期的な視点での金融リテラシー向上に対する理解が深まった結果となった。

FWB診断の結果分析

分野 金融知識 収支管理 ライフプランニング
最高スコア 3.9点 2.1点 3.5点
特徴 基礎知識は定着 実践力に課題 将来設計への意識あり

ブロードマインド株式会社

ファイナンシャル・ウェルビーイングについて

ファイナンシャル・ウェルビーイング(FWB)とは、現在および将来にわたって経済的な健全性を確保し、人生における選択肢を確保できている状態を指す。主な特徴として以下のような要素が挙げられる。

  • 金融リテラシーの向上による経済的判断力の強化
  • 収支管理能力の習慣化による安定した資産形成
  • ライフプランニングスキルによる将来設計の実現

金融教育において重要な概念であるFWBは、単なる投資知識の習得だけでなく、総合的な金融リテラシーの向上を目指している。投資詐欺や闇バイトなどの身近な問題から、老後の資金計画まで幅広い金融問題に対応する基礎となるため、大学生からの早期教育が重要視されている。

金融教育プログラムに関する考察

FWB診断を活用した金融教育は、学生が自身の金融リテラシーの現状を客観的に把握できる点で画期的である。特に収支管理分野のスコアが低いことから、実践的な金融管理スキルの習得が今後の課題として浮き彫りになっており、より実践的な演習プログラムの導入が必要だろう。

今後の課題として、学生の理解度や実践度を継続的にモニタリングする仕組みの構築が挙げられる。FWB診断を定期的に実施し、学生の成長度合いを可視化することで、より効果的な金融教育プログラムの開発につながるはずだ。金融教育の効果を長期的に追跡することで、プログラムの改善点を明確化できる。

将来的には、AIやデジタルツールを活用した個別最適化された学習支援システムの導入も期待される。学生一人一人の理解度や興味関心に合わせたコンテンツを提供することで、より効果的な金融教育を実現できるだろう。金融教育のデジタル化による学習効果の向上が期待できる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「東洋大学にて出張授業を実施 ~日常で使える金融教育+FWB(ファイナンシャル・ウェルビーイング)診断~ | ブロードマインド株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000059559.html, (参照 2025-01-15).

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