叡啓大学が新ブランドメッセージCreating shared futuresを発表、2025年3月に初の卒業生を輩出へ

記事の要約
- 叡啓大学が新ブランドメッセージを発表
- 2025年3月に初の卒業生を輩出予定
- 卒業プロジェクトや共創プロジェクトを実施
叡啓大学の新ブランドメッセージと今後の展開
広島県公立大学法人の叡啓大学は、新たなブランドメッセージ「Creating shared futures – 未来をつくる仲間と出会う」を2025年1月16日に発表した。2021年4月の開学以来、社会を俯瞰する広い視野を持ち文理の枠を超えた知識やスキルを活用して課題解決に取り組む人材を育成している。
叡啓大学は2025年3月に初めての卒業生を輩出するにあたり、大学のブランド価値をより明確にしたメッセージ策定を行った。このメッセージには学生及び教職員、連携する企業・行政・国際機関・NPOで構成される「叡啓大学プラットフォーム協議会」の皆様との想いが込められている。
2025年2月には卒業プロジェクトの公開プレゼンテーションを初開催し、4年生による研究成果の発表が行われる予定だ。また同年3月には共創プロジェクト最終報告会や春のオープンキャンパスも開催され、大学の取り組みを広く社会に発信する機会となるだろう。
叡啓大学の2025年イベントスケジュール
項目 | 詳細 |
---|---|
卒業プロジェクト発表会 | 2025年2月24日、ポスター発表および代表10名の口頭プレゼンテーション |
春季卒業式 | 2025年3月24日、リーガロイヤルホテル広島にて初の卒業式を開催 |
共創プロジェクト報告会 | 2025年3月26日、企業との共創プロジェクトおよび学生協働プロジェクトの成果発表 |
オープンキャンパス | 2025年3月27日、大学説明会・模擬授業・学生企画を実施 |
叡啓大学プラットフォーム協議会について
叡啓大学プラットフォーム協議会とは、叡啓大学の学生および教職員、連携する企業・行政・国際機関・NPOで構成される組織のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 産学官連携による実践的な教育環境の構築
- 多様なステークホルダーとの協働体制
- 社会課題解決に向けた共創の場の提供
叡啓大学プラットフォーム協議会は、大学の理念である文理融合型の人材育成を実現するための重要な基盤となっている。このような産学官連携の取り組みを通じて、社会に新たな価値を創造できる人材の育成を目指している。
叡啓大学の新ブランドメッセージに関する考察
叡啓大学の新ブランドメッセージは、開学から4年間の教育成果と今後の展望を簡潔に表現している点が優れている。特に「Creating shared futures」という英語表現と「未来をつくる仲間と出会う」という日本語表現の組み合わせは、大学の国際性と協働性を効果的に伝えているだろう。
一方で、新ブランドメッセージの浸透には時間がかかることが予想される。大学の認知度向上と共に、ステークホルダーとの連携強化や情報発信の強化が必要となってくるだろう。卒業生の活躍を通じた実績作りと、それを効果的に発信する戦略の構築が求められる。
今後は初の卒業生を輩出する2025年3月が重要なマイルストーンとなる。産学官連携の取り組みを更に深化させ、実践的な教育プログラムの充実を図ることで、文理融合型人材の育成モデルを確立することが期待される。社会課題の解決に貢献できる人材の輩出を通じて、大学の価値提案をより具体化していくことが重要だ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【叡啓大学】新ブランドメッセージ「Creating shared futures – 未来をつくる仲間と出会う」を発表 | 広島県公立大学法人のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000051586.html, (参照 2025-01-16).