大正大学がアントレプレナーシップ育成シンポジウムを初開催、次世代リーダー育成の新たな一歩へ

記事の要約
- 大正大学がアントレプレナーシップ育成シンポジウムを初開催
- 基調講演やピッチコンテストで学生の成果を共有
- 文部科学省採択の人材育成プログラムの一環として実施
大正大学アントレプレナーシップ育成シンポジウムの概要
大正大学は2025年2月3日に「大正大学 アントレプレナーシップ育成シンポジウム」を初めて開催する予定だ。このシンポジウムは「TO THE FUTURE LEADERS ~未来のリーダーたちへ~」と題し、同大学のアントレプレナーシップ育成教育プログラムで培われた学生の成果を共有し、さらなる学びと成長を促進する場として企画されている。
シンポジウムでは株式会社盛之助代表の川口盛之助氏による基調講演や、著名な起業家と学生のディスカッションが予定されている。また「TAIS PITCH CONTEST」では学生や卒業生が創造的なアイデアやプロジェクトを発表し、優れた取り組みを表彰する機会が設けられるだろう。
同大学は令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に採択された「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」を実施しており、アントレプレナーシップ育成教育プログラムは今年で3年目を迎えた。今回のシンポジウムは同プログラムのさらなる発展と次世代リーダー育成の推進を目的としている。
シンポジウムの開催詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年2月3日(月)13:00-16:00 |
開催形式 | 来校及びオンラインのハイフレックス方式 |
会場 | 大正大学 8号館1階ラーニングコモンズ |
対象者 | 高校生、大学生、教育関係者、企業関係者など |
主な内容 | 基調講演、TAIS PITCH CONTEST、パネルディスカッション |
参加費 | 無料 |
アントレプレナーシップについて
アントレプレナーシップとは起業家精神や企業家精神を指す言葉で、新しいビジネスや価値を創造する意欲や能力のことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 創造性とイノベーションを重視した思考方法
- リスクを理解し積極的に挑戦する姿勢
- 社会課題の解決に向けた実践的な行動力
大正大学のアントレプレナーシップ育成教育プログラムは、地域戦略人材コース、起業人材コース、企業内リーダーシップ人材コースの3つのコースを提供している。学生はこれらのコースで理論と実践を往来しながら、新しい時代に対応できる地域戦略人材としての資質と能力を磨いている。
アントレプレナーシップ育成シンポジウムに関する考察
アントレプレナーシップ育成シンポジウムの開催は、産学連携による実践的な学びの場を提供するという点で意義深い取り組みである。特にTAIS PITCH CONTESTでは、26組の中から選ばれたファイナリストが自らのアイデアを発表することで、理論と実践の両面から学びを深める機会が創出されるだろう。
今後の課題として、シンポジウムで得られた知見や成果をいかに継続的な教育プログラムに反映させていくかという点が挙げられる。オンラインとオフラインのハイブリッド開催により、より多くの参加者がアクセス可能になるが、その分の技術的なサポートや運営体制の整備が必要となるだろう。
将来的には、このシンポジウムを起点として、他大学や企業との連携をさらに強化し、より広範な知識交換や実践の場を設けることが期待される。大正大学の取り組みは、地域社会と連携した実践的な人材育成モデルの先駆けとなり得る可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「大正大学 アントレプレナーシップ育成シンポジウム」を初開催 | 学校法人 大正大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000054969.html, (参照 2025-01-18).