パーソルと武蔵野大学が従業員Well-beingイベントを共催、日本とスウェーデンの視点から働き方改革を考察

記事の要約
- パーソルと武蔵野大学がWell-beingに関するイベントを共催
- スウェーデンと日本の視点から従業員のWell-beingを考察
- 各分野の専門家によるパネルディスカッションを予定
パーソルと武蔵野大学による”はたらくWell-being”イベントの開催
パーソルホールディングスと武蔵野大学しあわせ研究所は、2025年2月10日に「従業員ウェルビーイングの潮流と実践:スウェーデンと日本から学ぶ」と題したトークイベントを開催することを発表した。国や地域による”はたらくWell-being”の違いや共通点について、日本と北欧の労働観の違いを踏まえながら議論が展開される予定だ。
本イベントではストックホルム商科大学のミカエル・ダレーン教授による基調講演が実施され、経済や幸福、福祉を中心とした研究知見が共有される見込みとなっている。武蔵野大学ウェルビーイング学部長の前野隆司氏や公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事の石川善樹氏らによるパネルディスカッションも予定されている。
イベントは武蔵野大学有明キャンパスで現地開催されるほか、オンラインでの参加も可能となっている。基調講演は英語で行われるが、翻訳サービスも提供されることから、言語の壁なく参加できる環境が整備されている。参加費は無料で、事前申し込みが必要となっている。
開催概要まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年2月10日(月)17:00~19:00 |
会場 | 武蔵野大学有明キャンパス 3号館 |
主要登壇者 | ミカエル・ダレーン氏、前野隆司氏、石川善樹氏、大場竜佳氏 |
参加形式 | 現地参加またはオンライン参加 |
使用言語 | 日本語・英語(同時通訳あり) |
参加費 | 無料 |
Well-beingについて
Well-beingとは、身体的・精神的・社会的に良好な状態を指す包括的な概念であり、以下のような特徴を持つ。
- 個人の健康状態だけでなく、社会的な充実感も含む
- 仕事とプライベートのバランスを重視
- 持続可能な働き方や人生の質的向上を目指す
パーソルホールディングスは”はたらくWell-being”創造カンパニーとして、従業員の幸福度向上を目指している。多様なはたらき方や学びの機会の提供を通じて、一人ひとりの選択肢やはたらく自由を広げ、個人と社会の幸せを追求する取り組みを展開している。
従業員Well-beingイベントに関する考察
日本とスウェーデンという異なる文化背景を持つ国々の視点から従業員のWell-beingを考察することは、グローバル化が進む現代において非常に意義深い取り組みである。特に北欧諸国は労働者の権利や福祉が充実していることで知られており、日本企業がそのノウハウを学ぶことで、より良い労働環境の構築につながるだろう。
現地とオンラインのハイブリッド開催という形式を採用することで、より多くの参加者がアクセス可能な環境が整備されている点も評価できる。同時通訳サービスの提供により言語の壁を取り除いているほか、参加費を無料に設定することで、Well-beingに関心を持つすべての人々に学びの機会を提供している。
今後は企業におけるWell-being施策の具体的な実践方法や効果測定の手法について、より詳細な議論が展開されることが期待される。特に異なる文化圏での成功事例を日本企業がどのように適用できるのか、実務的な観点からの示唆が得られることを期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「パーソル、武蔵野大学と“はたらくWell-being”に関するイベント共催 | パーソルホールディングス株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000974.000016451.html, (参照 2025-01-22).