記事の要約
- TACが令和6年度一級建築士合格者のエスキス・図面セミナーを開催
- 合格図面の特徴や評価ポイントを詳しく解説
- 新任講師の柿木悠氏が合格へ向けた指導を実施
TACの一級建築士設計製図試験対策セミナー開催
TAC株式会社は2024年12月23日、令和6年度一級建築士設計製図試験の合格者による実践的なセミナーの開催を発表した。一級建築士設計製図試験に合格したTAC生の解答から、合格に必要なポイントや評価すべき点を詳しく解説するプログラムとなっている。
セミナーでは合格者のエスキス・図面・要点などを具体的に分析し、合格のために必要な思考プロセスや作図表現を学ぶことができる機会を提供する。セミナーは2025年1月22日の19時30分からオンラインで実施され、質問会も予定されているのだ。
講師を務めるのは一級建築士の柿木悠氏で、オールフリーハンドでの令和5年度合格実績を持つ実力者だ。研究熱心な姿勢と本試験分析力の高さが評価され、TAC講師として採用された経歴を持っている。
一級建築士設計製図試験対策セミナーの詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年1月22日 19:30~ |
開催形式 | オンライン(要予約) |
講師 | 柿木悠(一級建築士) |
セミナー内容 | 合格者のエスキス・図面・要点の解説 |
特記事項 | セミナー後に質問会を実施 |
エスキスについて
エスキスとは、建築設計における初期段階のラフスケッチや構想を表す専門用語のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 設計の基本的なアイデアや空間構成を示す手法
- 建築家の思考プロセスを可視化する重要なツール
- 最終的な図面作成の基礎となる設計段階
一級建築士の設計製図試験においては、エスキスの作成能力が合否を分ける重要な要素となっている。TAC株式会社が開催するセミナーでは、実際の合格者のエスキスを題材に、効果的な表現方法や考え方を学ぶことができる。
一級建築士設計製図試験の合格対策に関する考察
設計製図試験の合格には、個々の受験者の独創性を活かしながらも、試験の評価基準を理解した効果的な表現力が求められる。合格者のエスキスや図面を分析することで、採点者の視点や評価のポイントを具体的に理解することが可能になるだろう。
今後の課題として、オンライン形式での図面指導における細かなニュアンスの伝達が挙げられる。対面でのコミュニケーションと同等の学習効果を得るために、デジタルツールを活用した詳細な添削指導の仕組みを確立する必要があるだろう。
一級建築士試験の内容は年々変化しており、新しい設計手法や環境配慮の観点も重要になってきている。今後のセミナーでは、最新の試験傾向を反映した実践的な指導内容の充実が期待される。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【TAC建築士】一級建築士(設計製図)令和6年「大学」合格者のエスキス・図面から学ぶ | TAC株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001298.000021078.html, (参照 2025-01-08).