葛飾区立東金町小学校が学校公開Open Dayを開催、教員の魅力とICT活用教育の実践を公開へ
記事の要約
- 葛飾区立東金町小学校が教員の魅力を伝えるOpen Dayを開催
- ICTを活用した教育と働き方改革の両立を目指す取り組み
- 学校情報化先進校として公立小学校で10年ぶりに認定
葛飾区立東金町小学校がICT活用と働き方改革を推進する学校公開を実施
葛飾区立東金町小学校は教員不足や働き方改革の課題に取り組むため、2025年2月26日に学校公開Open Dayを開催することを発表した。日本教育工学協会から2024年度学校情報化先進校として認定された東金町小学校が、ICTを活用した授業や探究学習の実践を公開する取り組みである。
東金町小学校は2022年度からパナソニック教育財団特別研究助成校として、継続的にICTを活用した教育研究を行っている。教科指導におけるICT活用の分野で、東京都の公立小学校として約10年ぶりに学校情報化先進校の認定を受けた実績を持つのだ。
また校務の情報化による働き方改革の成果が評価され、東京都教育委員会の取材を受けて事例集に掲載された。日本教育工学会学会誌や全日本教育工学研究協議会全国大会でも成果を報告するなど、教育現場のICT活用と働き方改革の両立を実現している。
Open Day開催概要まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年2月26日(水) 10:00-16:00 |
| 申込期限 | 2025年2月24日(月)※定員制 |
| 参加費 | 無料 |
| プログラム内容 | ICTを活用した授業、先生が楽しむ授業、探究学習の公開 |
| 特徴 | 教員との質疑応答時間あり、教員採用試験対策にも有効 |
学校情報化先進校について
学校情報化先進校とは、日本教育工学協会（JAET）が認定する教育のICT活用に関する優れた実践を行っている学校のことである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 教科指導におけるICT活用が特に優れている
- 校務の情報化による業務効率の向上を実現
- 教育現場の情報化推進のモデルケースとなる
葛飾区立東金町小学校は2024年度に教科指導におけるICT活用の分野で学校情報化先進校に認定された。東京都の公立小学校としては約10年ぶりの認定であり、パナソニック教育財団の研究助成校としての成果が評価されている。
学校公開Open Dayに関する考察
教員不足や働き方改革という課題に対して、実際の教育現場を公開することで教職の魅力を直接伝える取り組みは非常に効果的だ。特にICTを活用した先進的な授業実践や探究学習の様子を見学できることは、教職を目指す学生にとって貴重な機会となるだろう。
一方で、単発の学校公開だけでは教職の魅力を十分に伝えきれない可能性がある。継続的な情報発信や教職体験の機会提供、教員との交流の場の創出など、より長期的な視点での取り組みも必要になってくるだろう。
また、ICT活用や働き方改革の成果を他校へ波及させていくことも重要な課題となる。学校情報化先進校としての実践や知見を広く共有し、教育現場全体の課題解決につなげていく取り組みにも期待が高まる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「－東金町小学校オープンデイで考える教師の魅力－ | 葛飾区立東金町小学校のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000145985.html, (参照 2025-01-23).
