文部科学省アントレプレナーシップ推進大使に子供教育創造機構代表理事森が就任、全国の小中高生への起業家教育を展開へ

記事の要約
- 森博樹が文部科学省アントレプレナーシップ推進大使に就任
- 全国の小中学校・高校で起業家教育プログラムを展開予定
- 子供教育創造機構が10年の実績を基に教育支援を拡大
文部科学省アントレプレナーシップ推進大使就任と起業家教育の展開
一般社団法人子供教育創造機構の代表理事森博樹が、文部科学省のアントレプレナーシップ推進大使に2025年1月22日に就任した。文部科学省は全国の小中高生に起業家精神を育むことを目的として同役職を設置しており、起業経験者が自身の経験やネットワークを活かして学校やイベントで講演や授業を行うことで、子供たちの起業や挑戦への意識を高めていく方針だ。
子供教育創造機構は学童保育型アントレプレナーシップ育成スクール「キンダリーインターナショナル」を運営しており、10年以上の教育実績を有している。産学官との連携を通じて小学生から高校生を対象としたアントレプレナーシップ教育プログラムを提供し、子どもたちの主体性や創造力を伸ばす取り組みを展開しているところだ。
同機構は東京都中央区と江東区に3つの学童保育施設を運営している。コンピュータサイエンス事業やキャリア教育事業も展開しており、広島県教育委員会での起業家精神育成プログラム開発アドバイザーや香川県坂出市での高校生向けプログラムなど、全国規模での教育支援を実施しているのである。
アントレプレナーシップ教育の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
設立年 | 2012年10月 |
所在地 | 東京都中央区勝どき3丁目3-19 |
事業内容 | 幼児・学童教育、起業家教育、保育事業 |
施設数 | 学童保育施設3校舎(東京都中央区・江東区) |
教育実績 | 10年以上の保育・教育施設運営経験 |
アントレプレナーシップ教育について
アントレプレナーシップ教育とは、起業家精神を育むための教育プログラムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 社会課題の発見と解決に向けた行動力の育成
- 主体性と創造力を重視した実践的な学習
- 産学官連携による実効性の高いプログラム提供
子供教育創造機構では、学童保育型アントレプレナーシップ育成スクール「キンダリーインターナショナル」において、10年間の実績を基に小学生から高校生までを対象とした教育プログラムを展開している。広島県教育委員会や香川県坂出市での実施実績もあり、地域特性に応じた柔軟なプログラム開発を行っているのだ。
アントレプレナーシップ推進大使就任に関する考察
文部科学省のアントレプレナーシップ推進大使制度は、全国の小中高生に起業家精神を育むための画期的な取り組みとして評価できる。特に子供教育創造機構の10年以上にわたる教育実績と、産学官連携による実践的なプログラム開発の経験は、制度の実効性を高める重要な要素となるだろう。
今後の課題として、地域による教育機会の格差や、教育現場での起業家教育の受け入れ体制の整備が挙げられる。全国規模での展開には、各地域の特性や需要を考慮したプログラムのカスタマイズと、教育機関との綿密な連携体制の構築が必要不可欠となっている。
アントレプレナーシップ教育の普及に伴い、子供たちの創造性や主体性がより一層育まれることが期待される。産学官の連携をさらに強化し、より多くの教育機関でプログラムを展開することで、次世代を担う人材の育成基盤が確立されるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「一般社団法人子供教育創造機構 代表理事 森が、文部科学省「アントレプレナーシップ推進大使」に就任 | 一般社団法人子供教育創造機構のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000075894.html, (参照 2025-01-23).