関西大学が万博機運醸成に向けたSBTラリー企画を開始、エモジを活用した謎解きコンテンツを展開

記事の要約
- 関西大学が大阪・関西万博とSBTラリー企画を開始
- エモジによる謎解きメッセージを9つのSBTで展開
- デジタルウォレットを通じたWeb3サービスを提供
関西大学のSBTラリー企画による万博機運醸成への取り組み
関西大学は2025年日本国際博覧会協会と協力し、大阪・関西万博の機運醸成ツールとしてEXPO2025デジタルウォレットサービスとのコラボ企画第2弾を2024年1月23日に開始した。万博開幕年を迎えるにあたり、関大万博部「エモプロ」チームが企画したエモジによる謎解きメッセージを9つのリレーSBTとして展開することで、万博への関心向上を図っている。
関西大学は2024年5月に大学初となるEXPO2025デジタルウォレットサービスとのコラボSBT第1弾を実施し、関大万博および関大万博部のSBTを各種イベントで配布してきた経緯がある。今回のエモジケーションを活用したコラボSBTは、日本発祥のエモジを使用することで言語の壁を超えたコミュニケーションを実現し、デジタルウォレットの新機能Connect Hubと連携した万博体験を提供するものだ。
関大万博部の出展ゾーンである万博会場内のTEAM EXPOパビリオンで全9つのSBTを集めた際の正解発表を予定している。関大万博特設ウェブサイトや関大万博部公式Instagramを通じて、各種万博関連イベントでのSBT配付に関する詳細情報を随時発信していく予定である。
SBTラリー企画の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
企画名称 | 関大万博部「エモジケーション」SBTラリー |
実施主体 | 関西大学、2025年日本国際博覧会協会 |
開始日 | 2024年1月23日 |
提供内容 | エモジによる謎解きメッセージを含む9つのリレーSBT |
配布方法 | 万博関連イベント、公式Instagram等で随時配付 |
正解発表場所 | 万博会場内TEAM EXPOパビリオン |
SBTについて
SBTとはSoul Bound Tokenの略称で、ブロックチェーン技術を基盤として作成された代替不可能なデジタルデータの一種である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ブロックチェーンによる改ざん防止機能を搭載
- NFTの技術を活用した譲渡不可能な仕組み
- デジタル証明書としての価値を保持
SBTはEXPO2025デジタルウォレットサービスにおいて、万博の機運醸成ツールとして重要な役割を果たしている。エモジケーションと組み合わせることで、言語の壁を超えたグローバルなコミュニケーションツールとしての可能性を秘めており、Web3技術の教育的活用の新しい形として注目を集めている。
関大万博部エモジケーションSBTラリーに関する考察
エモジケーションとSBTを組み合わせた今回の取り組みは、若者世代の万博への関心を高める効果的なアプローチとなっている。特にデジタルネイティブ世代に馴染み深いエモジを活用することで、万博の機運醸成に新しい切り口を提供することができるだろう。
今後の課題として、SBTの収集やエモジの解読に関する難易度設定が重要になってくる。参加者の継続的なモチベーション維持のためには、適度な難易度と達成感のバランスが必要不可欠であり、イベントの運営面での工夫が求められるだろう。
将来的には、このような取り組みがWeb3技術を活用した教育プログラムのモデルケースとなる可能性がある。大学生が主体となって企画・運営することで、実践的な学びの場としても機能し、教育的価値の向上にも貢献していくはずだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「◆関大万博部「エモジケーション」SBTラリー◆大学生が考えた万博を周りから盛り上げるデジタルウォレットSBT企画 | 学校法人関西大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000013058.html, (参照 2025-01-24).