千葉大学環境ISO学生委員会がChiba Winter Fes 2025を開催、過去最多2200人が来場しSDGsとエコを体験

記事の要約
- 千葉大学環境ISO学生委員会がChiba Winter Fes 2025を開催
- 過去最多となる2200人が来場し、SDGsとエコを発信
- 協賛企業と連携し多彩な体験型コンテンツを展開
千葉大学環境ISO学生委員会のChiba Winter Fes 2025開催報告
千葉大学環境ISO学生委員会は2025年2月16日、千葉大学西千葉キャンパスにて「Chiba Winter Fes 2025~未来への第一歩~」を開催し、過去最多となる2200人の来場者を記録した。環境やSDGsの啓発を目的としたこのイベントでは、株式会社オオクシ、株式会社京葉銀行、株式会社ZOZO、千葉トヨペット株式会社が協賛企業として参加している。
イベントでは、株式会社オオクシによるヘアアレンジ教室や千葉トヨペット株式会社による電動モビリティ体験、株式会社ZOZOと連携した海洋環境学習など、多彩な体験型コンテンツが提供された。子ども向けSDGs体験企画として、環境に関する間違い探しやボウリング、エコクイズウォークラリーなどが実施され、大きな反響を得ている。
千葉大学のサークル団体によるパフォーマンスも多数展開され、モダンダンス部やお笑いサークルP-RITTS、吹奏楽団などが公演を行った。また、マスコットキャラクターとの撮影会やバルーンアート、飲食ブースの出店など、エンターテインメント性の高いコンテンツも提供されている。
Chiba Winter Fes 2025の実施内容まとめ
体験型コンテンツ | 環境教育 | エンターテインメント | |
---|---|---|---|
主な内容 | ヘアアレンジ教室、電動モビリティ体験 | SDGsクイズ、環境学習 | サークル公演、マスコット撮影会 |
対象者 | 一般来場者 | 子ども中心 | 全年齢 |
実施主体 | 協賛企業 | 学生委員会 | 大学サークル |
環境マネジメントシステムについて
環境マネジメントシステム(EMS)とは、組織が環境方針を策定し、環境負荷低減のための取り組みを継続的に改善していくための仕組みのことである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 環境負荷の特定と評価による計画的な改善
- 組織全体での環境方針の共有と実践
- 定期的な見直しと継続的な改善の実施
千葉大学では2005年にISO14001を取得し、学生主体でEMSを運用している。環境ISO学生委員会が中心となって内部監査や環境報告書の作成、環境教育活動など幅広い活動を展開し、地域社会に開かれた形での環境マネジメントを実践している。
Chiba Winter Fesに関する考察
Chiba Winter Fesは学生主体の環境イベントとして、毎年1000人以上の来場者を集める人気イベントへと成長している。特に今回は過去最多となる2200人の来場を記録し、協賛企業との連携による多彩なコンテンツ提供や、子ども向けの体験型企画の充実が功を奏したといえるだろう。
一方で、今後の課題として来場者数の増加に伴う会場のキャパシティ管理や、より多様な年齢層へのアプローチが必要となってくる。企業との連携をさらに強化し、より実践的な環境教育プログラムの開発や、オンラインとの併用による参加機会の拡大なども検討すべきである。
千葉大学環境ISO学生委員会の活動は、大学における環境教育のモデルケースとして注目される存在となっている。今後は他大学との連携や知見の共有を進め、学生主体の環境活動のプラットフォームとしての役割を担うことが期待される。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「千葉大学環境ISO学生委員会主催の「Chiba Winter Fes 2025」、過去最多の2000人以上が来場 | 国立大学法人千葉大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000951.000015177.html, (参照 2025-03-04).