TACが新規事業開発手法のセミナーを開催、アート思考とデザイン思考の融合による革新的アプローチを提案

記事の要約
- TACがクリエイティブ・マネジメントの無料セミナーを開催
- アート思考×デザイン思考×ロジカル思考の新規事業開発手法を解説
- 柴田雄一郎氏が豊富な実績を基に新規事業創出のノウハウを伝授
クリエイティブ・マネジメントセミナーの概要とポイント
TAC株式会社は2025年3月12日より、企業経営アドバイザー講座の一環として新規事業開発に関する無料オンラインセミナーを開催する。本セミナーでは、アート思考とデザイン思考、ロジカル思考を組み合わせた新しいビジネスフレームワーク「クリエイティブ・マネジメント」について詳しく解説が行われる予定だ。
AIが一般的な作業を代行する時代において、人間の直感や好みを活かしたアート思考が新規事業開発の新たな手法として注目を集めている。セミナーでは、トヨタ自動車やソフトバンクなどで新規事業の立ち上げを手がけてきた柴田雄一郎氏が、豊富な実務経験を基に具体的な事例や手法を解説するだろう。
講師の柴田氏は内閣府・経産省のRESASをチームラボと共同開発するなど、革新的なサービス開発の実績を持つクリエイティブマネージャーである。企業研修の実績も豊富で、Udemyと企業研修を合わせた受講者数は2万人を超えており、実践的な知見の提供が期待できる。
セミナー開催概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年3月12日(水) 19:00~20:30 |
形式 | Zoomによるオンライン配信 |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
対象者 | 金融機関職員、士業、コンサルタント、中小企業支援者 |
講師 | 柴田雄一郎氏(一般社団法人 i-ba代表理事) |
クリエイティブ・マネジメントについて
クリエイティブ・マネジメントとは、ロジカル思考・デザイン思考・アート思考を横断的に活用して新しい価値を創造し、ビジネス化する方法論のことである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 人間の直感や好みを重視したアート思考の活用
- デザイン思考とロジカル思考の統合による実現可能性の向上
- 新規事業開発のための体系的なフレームワークの提供
新規事業開発において、アイデアの創出からビジネス化までを一貫して支援する手法として注目を集めている。特に中小企業の新規事業開発において、限られたリソースを効果的に活用しながら革新的なビジネスを生み出すためのアプローチとして期待が高まっている。
クリエイティブ・マネジメントセミナーに関する考察
現代のビジネス環境において、AIの台頭により定型的な業務が自動化される中、人間ならではの創造性を活かした新規事業開発の重要性が増している。クリエイティブ・マネジメントは、論理的思考だけでなく直感やデザイン思考を組み合わせることで、より革新的なビジネスアイデアの創出を可能にするだろう。
今後の課題として、アート思考を組織全体に浸透させることの難しさや、主観的な要素を含む意思決定プロセスの標準化が挙げられる。これらの課題に対しては、段階的な導入プロセスの確立や、客観的な評価基準の設定が有効な解決策となる可能性が高い。
クリエイティブ・マネジメントの普及により、中小企業の新規事業開発がより活性化することが期待される。特に地域経済の活性化において、地域特性や文化的要素を活かした独自のビジネス創出につながる可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【資格の学校TAC 共催】新規事業はアート思考×デザイン思考×ロジカル思考のかけ算から生まれる!ありたい姿へジャンプするアイディア創発法が学べるセミナーを開催! | TAC株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001329.000021078.html, (参照 2025-03-04).