直方市が2025年3月に環境サミットを開催、5校の高校生による環境研究発表とワークショップを実施

直方市が2025年3月に環境サミットを開催、5校の高校生による環境研究発表とワークショップを実施

直方市が2025年3月に環境サミットを開催、5校の高校生による環境研究発表とワークショップを実施

PR TIMES より

記事の要約

  • 直方市が2025年3月に環境サミットを開催、5校の高校生が研究発表
  • 近畿大学の依田浩敏氏をコメンテーターに招聘し講評を実施
  • 小学生向けペットボトル風車制作ワークショップも同時開催

直方市環境サミット2025の開催概要と意義

直方市環境政策課は、2025年3月23日にイオンモール直方で「2025直方市環境サミット」を開催する予定だ。直方高校、鞍手高校、大和青藍高校、鞍手竜徳高校、筑豊高校の5校の高校生たちが環境をテーマにした研究成果をパワーポイントを用いて発表することになっている。

本環境サミットは2022年2月の第1回開催時に「ゼロカーボンシティ宣言」を行って以来、高校生の視点から環境問題について考える重要な場として定着してきた。今回で4回目となる環境サミットでは、初参加となる鞍手竜徳高校を加えた5校による発表が行われ、環境への意識向上を目指すことになっている。

近畿大学産業理工学部の依田浩敏学部長をコメンテーターに迎え、専門的な見地からの質問や講評も予定されている。また同時開催イベントとして、近畿大学生によるペットボトル風車制作ワークショップも実施され、小学生以上を対象に環境教育の機会を提供する。

環境サミットの詳細情報

項目 詳細
開催日時 2025年3月23日 13:30~16:00
会場 イオンモール直方 1階リリーコート
参加校 直方高校、鞍手高校、大和青藍高校、鞍手竜徳高校、筑豊高校
コメンテーター 依田浩敏氏(近畿大学産業理工学部学部長)
参加費 無料(観覧席あり)

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カーボンニュートラルについて

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質的な排出量をゼロにすることを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 温室効果ガスの排出削減と吸収源の確保による気候変動対策
  • 再生可能エネルギーの活用と省エネルギー技術の導入
  • 産業構造の転換と新たな経済成長の機会創出

直方市は2022年2月の第1回環境サミットで「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までのカーボンニュートラル実現を目指している。この取り組みは、2020年10月の政府による2050年カーボンニュートラル宣言を踏まえたものであり、市民・事業者・行政が一体となって脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいる。

直方市環境サミットに関する考察

直方市環境サミットが高校生を主体とした環境問題への取り組みを発表する場として機能していることは、次世代の環境意識向上という観点で重要な意義を持っている。特に今回は鞍手竜徳高校が新たに加わることで、より多様な視点からの研究発表が期待できるだろう。

環境サミットと同時開催される近畿大学生によるワークショップは、小学生に対して環境教育の機会を提供する重要な取り組みとなっている。ペットボトルを活用した風車制作を通じて、廃棄物のリサイクルと再生可能エネルギーについての理解を深めることができるだろう。

今後の課題として、オンラインでの配信や参加方法の拡充が考えられる。筑豊高校が事前録画による参加となることからも、ハイブリッド形式での開催を検討することで、より多くの市民が環境問題について考える機会を提供できるはずだ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【直方市】高校生が地球の未来を考える | 直方市のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000090449.html, (参照 2025-03-05).

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