記事の要約
- 中央国際高等学校が全日本高校eスポーツ選手権で上位独占
- APEX LEGENDS部門で優勝・準優勝を達成
- 全国142チーム97校が参加した大会で頂点に
NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権結果
中央国際高等学校は2024年12月22日に開催されたNASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権のAPEX LEGENDS部門で輝かしい成果を収めた。渋谷学習センターのチーム「おさかな天国」が優勝し、池袋学習センターのチーム「英雄に、なりたい。」が準優勝を果たすという快挙を達成している。
大会には全国から142チーム・97校がエントリーし、予選を勝ち抜いた20チームが決勝大会に進出した。優勝した「おさかな天国」は3試合目でCHAMPIONを獲得し、4試合目終了時点で2位に12ポイントの差をつけて優勝を決めている。
準優勝の「英雄に、なりたい。」は4試合目でCHAMPIONを獲得し、最終戦でも猛追を見せたが、わずか1ポイント及ばず2位となった。大会は5試合のバトルロワイヤル形式で行われ、獲得ポイントの合計によって順位が決定された。
大会結果まとめ
優勝チーム | 準優勝チーム | |
---|---|---|
所属 | 渋谷学習センター | 池袋学習センター |
チーム名 | おさかな天国 | 英雄に、なりたい。 |
主な成果 | 3試合目でCHAMPION獲得 | 4試合目でCHAMPION獲得 |
バトルロワイヤルについて
バトルロワイヤルとは、複数のプレイヤーやチームが同時に参加し、最後まで生き残ることを目指す対戦形式のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 多数のプレイヤーが同時に参加する大規模対戦
- 最後まで生存したチームがCHAMPIONとなる
- 獲得ポイント制で総合順位を競う方式
NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権のAPEX LEGENDS部門では、この形式を採用することで公平な競技環境を実現している。決勝大会では5試合のバトルロワイヤルを実施し、各試合での順位と撃破数に応じて付与されるポイントの総計で最終順位を決定している。
高校eスポーツ大会に関する考察
高校生のeスポーツ大会は、競技としての実力向上だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力の育成にも貢献している。特に通信制高校の生徒たちにとって、eスポーツは物理的な距離を超えて切磋琢磨できる貴重な機会となっているだろう。
今後の課題として、eスポーツと学業の両立をいかに支援していくかという点が挙げられる。練習時間の適切な管理や、メンタルヘルスケアの体制整備など、生徒たちが健全に競技に取り組める環境づくりが重要になってくるはずだ。
将来的には、高校eスポーツの競技人口増加に伴い、より多くの大会や交流の機会が生まれることが期待される。学校教育の新しい可能性を広げるツールとして、eスポーツの活用方法をさらに模索していく必要があるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「中央国際高等学校の生徒が「第2回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」の「APEX LEGENDS」部門で優勝・準優勝の快挙!! | 学校法人 中央国際学園のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000019459.html, (参照 2025-01-08).