岡山大学総合技術部がプロジェクトマネジメント基礎研修を実施、技術職員と事務職員の高度化を推進

岡山大学総合技術部がプロジェクトマネジメント基礎研修を実施、技術職員と事務職員の高度化を推進

PR TIMES より

記事の要約

  • 岡山大学総合技術部がPMI日本支部と基礎研修を実施
  • 技術職員と事務職員23名がプロジェクトマネジメントを学習
  • プロジェクトの実行プロセスと管理手法を習得

岡山大学のプロジェクトマネジメント基礎研修の開催

国立大学法人岡山大学の総合技術部は2024年10月26日、津島キャンパスの環境理工棟において「第3回プロジェクトマネジメント基礎研修」を開催した。PMI日本支部の協力のもと、技術職員19名と事務職員4名が参加し、技術ノウハウとプロジェクトマネジメント能力の融合による技術職員の高度化を目指している。

基礎研修では、PMI日本支部の藤井新吾副会長らを講師として招き、プロジェクトの実行プロセスと監視・コントロール手法について講義が行われた。参加者は5人ずつのグループに分かれ、リスク管理台帳と課題管理台帳の作成手法を実践的に学習することができる。

研修の最後には、佐藤法仁副理事・副学長から今後の期待が述べられ、技術職員としてのアイデンティティ確立の重要性が強調された。この研修は文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の一環として実施され、2025年1月には修了バッジ認定式が予定されている。

プロジェクトマネジメント基礎研修の詳細

項目 詳細
開催日時 2024年10月26日
開催場所 岡山大学津島キャンパス環境理工棟
参加者数 技術職員19名、事務職員4名
講師 PMI日本支部 藤井新吾副会長、石塚幸夫代表、鳥本明男サブリーダー
学習内容 プロジェクト実行プロセス、リスク管理、課題管理

岡山大学総合技術部

プロジェクトマネジメントについて

プロジェクトマネジメントとは、目標達成のための計画立案から実行、監視、終結までを体系的に管理する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • プロジェクト全体の進捗と品質を管理するための体系的アプローチ
  • リスクと課題を特定し、適切に対処するための手法
  • プロジェクト資産として知識と経験を蓄積・活用する仕組み

岡山大学総合技術部では、技術職員の高度化を目指してプロジェクトマネジメントのスキルアップを図っている。プロジェクトマネジメントの能力を技術ノウハウと融合させることで、研究開発イノベーションをマネジメントできる人材の育成を進めている。

プロジェクトマネジメント基礎研修に関する考察

岡山大学総合技術部による本研修は、技術職員の能力向上とアイデンティティ確立の両面で重要な取り組みとなっている。技術ノウハウとプロジェクトマネジメントスキルを融合させることで、研究開発イノベーションのマネジメントができる人材の育成が期待できるだろう。

今後の課題として、習得したプロジェクトマネジメントスキルを実際の業務にどのように適用していくかという点が挙げられる。技術職員が日常業務の中でプロジェクトマネジメントの手法を実践し、その効果を検証していく必要があるだろう。

長期的な展望としては、技術職員のキャリアパス確立に向けた体系的な育成プログラムの構築が重要となる。プロジェクトマネジメントスキルを持つ技術職員が大学の研究開発活動により深く関与することで、研究大学としての競争力強化につながることが期待される。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【岡山大学】岡山大学総合技術部&PMI日本支部「プロジェクトマネジメント基礎研修」を終了~技術職員と事務職員を高度化する観点からプロジェクトマネジメントのスキルを学ぶ~ | 国立大学法人岡山大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002795.000072793.html, (参照 2025-01-08).