記事の要約
- 京都芸術大学がBTSの母校GCUと提携しダンス科目を開講
- 2025年4月から「K-POPダンス実践」をオンラインで提供
- 通信教育部第2期出願は2025年1月14日から受付開始
京都芸術大学がBTSの母校GCUと連携したK-POPダンス科目を開講
京都芸術大学通信教育部は、BTSの母校として知られる韓国グローバルサイバー大学と提携し、2024年12月25日に新たなオンライン受講型ダンス科目の開講を発表した。オンラインで受講できる「K-POPダンス実践」と題された科目は、動画視聴後にダンス動画を提出することで単位を取得できる仕組みとなっている。
この新設科目では京都芸術大学舞台芸術学科の講師が採点を行い、韓国グローバルサイバー大学の教員がオンラインで講評に参加する体制が整えられた。京都芸術大学通信教育部の正課生であれば、インターネット環境があれば誰でも受講可能な科目となっている。
韓国グローバルサイバー大学は2010年の創立以来、BTSをはじめTOMORROW X TOGETHERやATEEZなど、数多くのK-POPアーティストを輩出してきた実績を持つ。通学不要で学士を取得できるオンライン大学として、現在14学科に約2600人が在籍している。
K-POPダンス実践科目の詳細まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開講時期 | 2025年4月 |
提供機関 | 京都芸術大学通信教育部、韓国グローバルサイバー大学 |
受講対象 | 京都芸術大学通信教育部正課生 |
受講方法 | オンライン動画視聴、ダンス動画提出 |
評価体制 | 京都芸術大学舞台芸術学科講師による採点、GCU教員によるオンライン講評 |
出願開始日 | 2025年1月14日 |
オンライン受講型ダンス科目について
オンライン受講型ダンス科目とは、インターネットを通じて受講できる遠隔教育型のダンス学習プログラムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 時間や場所を問わず受講可能な柔軟な学習環境
- 動画視聴とダンス動画提出による実践的な学習方式
- オンラインでの専門家による評価と指導体制
韓国グローバルサイバー大学では、BTSやTOMORROW X TOGETHERなど数々のK-POPアーティストがこのような形式のダンス科目を受講してきた実績がある。オンライン受講型ダンス科目の導入により、K-POPダンスの専門的な学習機会が日本の学生にも広く提供されることになる。
K-POPダンス実践科目に関する考察
京都芸術大学がK-POPダンス実践科目を開講することは、日本のダンス教育における画期的な取り組みとなる可能性が高い。特に、BTSの母校として知られる韓国グローバルサイバー大学との提携により、質の高いK-POPダンス教育を日本国内で受けられるようになることは、両国の文化交流促進にも大きく貢献するだろう。
しかしながら、オンライン形式での実技指導には対面授業とは異なる課題が存在する可能性がある。動画提出による一方向的なコミュニケーションでは、細かな動きの修正や即時的なフィードバックが難しく、学習効果の面で課題が残る可能性もあるだろう。
今後は、リアルタイムでの双方向コミュニケーション機能の強化や、AIを活用した動作分析システムの導入など、オンライン実技指導の質を向上させる取り組みが期待される。さらに、K-POPダンス以外のジャンルへの展開や、他の韓国の教育機関との連携拡大など、プログラムの多様化も視野に入れた発展が望まれる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「2025年4月から京都芸術大学通信教育部でBTSが学んだダンス科目を開講!第2期出願は2025年1月14日から! | 学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000508.000026069.html, (参照 2025-01-08).