栄光ゼミナールが新中学2・3年生向け都県立シミュレーションテストを開催、5教科模試と内申点で合格判定が可能に
記事の要約
- 栄光ゼミナールが都県立シミュレーションテストを1月に開催
- 新中学2・3年生対象の5教科無料模試を実施
- 模試と内申点で志望校3校まで合格判定可能
都県立シミュレーションテストの概要と特徴
株式会社栄光は、新中学2・3年生を対象とした無料模試「都県立シミュレーションテスト」を2025年1月25日と26日に1都3県の教室で開催することを発表した。このテストでは国語・数学・社会・理科・英語の5教科を実施し、模試結果と学校の通知表評定から志望校3校までの合格判定を行うことが可能となっている。
新中学2年生向けには5教科の重要単元の確認と苦手分野の把握を目的とし、受験を意識するきっかけとしての活用を想定している。一方、新中学3年生向けには本格的な受験勉強のスタートとして、志望校の合格可能性判定と今後の学習課題把握の機会として位置づけられている。
合格判定を受けるためには、当日に中学校の9教科分の通知表評定の記入が必要となる。答案・成績報告書の返却時には個別面談を実施し、高校入試に向けた学習計画の提案も行われる。また、受験者は2025年2月に実施される定期テスト対策授業に無料で参加することができる。
シミュレーションテストの実施内容
新中学2年生 | 新中学3年生 | |
---|---|---|
試験時間 | 3時間50分 | 3時間50分 |
対象科目 | 国語・数学・英語(各40分)、理科・社会(各30分) | 国語・数学・英語(各40分)、理科・社会(各30分) |
出題範囲 | 正負の数、文字と式、方程式など | 式の計算、連立方程式、一次関数など |
持ち物 | 筆記用具、定規、コンパス、通知表評定 | 筆記用具、定規、コンパス、通知表評定 |
合格判定について
合格判定とは、模試の成績と通知表評定を組み合わせて志望校への合格可能性を判定するシステムのことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 模試結果と内申点を総合的に評価
- 志望校3校まで合格判定が可能
- 現時点での学習到達度を明確化
合格判定を受けるには、中学1年生は2024年度1学期または前期の成績、中学2年生は2024年度1学期または前期の成績と中学1年生の学年末の成績が必要となる。判定結果は個別面談時に詳しく解説され、今後の学習計画に活用することができる。
都県立シミュレーションテストに関する考察
無料で実施される5教科の模試と合格判定は、早期から受験を意識する機会として有効な取り組みといえる。特に新中学2年生にとっては、これまでの学習内容の理解度を確認し、苦手分野を把握できる貴重な機会となるだろう。
個別面談での学習計画提案は、生徒一人ひとりの状況に応じた具体的なアドバイスを得られる点で重要な意味を持つ。また、保護者向けセミナーの実施により、家庭での学習支援体制の構築にも役立つことが期待できるだろう。
定期テスト対策授業への無料招待は、実践的な学習機会を提供する有効な特典といえる。オリジナルプリントを活用した反復学習により、定期テストでの高得点獲得と内申点の向上が期待できるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【栄光ゼミナール】高校受験をする新中学2・3年生対象「都県立シミュレーションテスト」、1月25日・26日に無料開催 | 株式会社増進会ホールディングスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001258.000049291.html, (参照 2025-01-11).