静岡大学がカーボンニュートラル推進本部を設置し記念講演会を2025年2月に開催、地域社会との連携強化へ

静岡大学がカーボンニュートラル推進本部を設置し記念講演会を2025年2月に開催、地域社会との連携強化へ

PR TIMES より

記事の要約

  • 静岡大学がカーボンニュートラル推進本部を設置し記念講演会を開催
  • 講演会では研究者による3つの講演とポスター発表を予定
  • 地域社会との連携強化を目指し無料で参加可能

静岡大学カーボンニュートラル推進本部設置記念講演会の開催概要

静岡大学は地域との連携強化を目指し、2024年7月にカーボンニュートラル推進本部を設置し、8月にはカーボンニュートラル宣言およびアクションプランを制定した。さらに推進本部の発足を記念し、2025年2月20日に静岡県コンベンションアーツセンターで記念講演会を開催する予定だ。

講演会では静岡大学カーボンリサイクル研究所長の福原長寿教授をはじめとする研究者による3件の講演が予定されており、会場内では学生によるポスター発表も行われる。本講演会は地域社会の様々なステークホルダーとの連携強化を目指しており、参加料は無料となっている。

本講演会の参加定員は200名で、事前申込制となっており申込期限は2025年2月10日までとなっている。東海・信州国立大学連携プラットフォームの後援のもと、地域社会と共にカーボンニュートラルな社会の実現を目指す取り組みの一環として位置付けられている。

静岡大学カーボンニュートラル推進本部設置記念講演会の詳細

項目 詳細
開催日時 2025年2月20日 13:30~16:00
開催場所 静岡県コンベンションアーツセンター6階交流ホール
参加費 無料(事前申込制)
定員 200名
開催方法 対面開催
主催・後援 主催:静岡大学、後援:東海・信州国立大学連携プラットフォーム

講演会の申し込みはこちら

カーボンニュートラルについて

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質的な排出量をゼロにすることを指す。以下のような特徴が挙げられる。

  • 温室効果ガスの排出削減と吸収源の確保が重要
  • 再生可能エネルギーの活用や省エネルギー技術の導入が必須
  • 産学官連携による技術革新と社会実装が不可欠

静岡大学のカーボンニュートラル推進本部では、カーボンリサイクル研究所を中心に先進的な研究開発を進めており、地域社会との連携を通じて実用化を目指している。カーボンニュートラルの実現には、大学の研究機関としての専門性と地域社会の実践的な取り組みの融合が重要な役割を果たすことが期待されている。

カーボンニュートラル推進本部設置に関する考察

静岡大学のカーボンニュートラル推進本部設置は、地域社会との連携を重視した点で高く評価できる取り組みである。特に記念講演会を通じて研究成果を広く共有し、様々なステークホルダーとの対話を促進する姿勢は、産学連携の新たなモデルケースとなり得るだろう。

一方で、カーボンニュートラルの実現に向けては、技術開発だけでなく社会実装における課題も山積している。特に地域特性に応じた実効性のある施策の立案や、多様なステークホルダー間の利害調整が重要な課題となることが予想される。

今後は推進本部を中核として、産学官連携のネットワークを更に強化し、具体的な成果を地域社会に還元していくことが期待される。特にカーボンリサイクル技術の実用化や人材育成の面で、大学の知的資源を最大限に活用した取り組みの展開が望まれる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「静岡大学カーボンニュートラル推進本部設置記念講演会『カーボンニュートラルな社会が創る「つながり」と「未来」』 | 国立大学法人 静岡大学のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000096787.html, (参照 2025-01-08).