大阪マラソン2025のメダルデザインコンテストに1254件の応募、不用パソコンから製作へ

大阪マラソン2025のメダルデザインコンテストに1254件の応募、不用パソコンから製作へ

PR TIMES より

記事の要約

  • 大阪マラソン2025のメダルデザインコンテストを実施、1254件の応募
  • 最優秀賞は大阪市立真田山小学校6年生の金本結菜さんが受賞
  • 不用パソコンから回収した金属でメダルを製作予定

大阪マラソン2025メダルプロジェクトの展開

リネットジャパングループ株式会社は、大阪市教育委員会の後援を受け、不用パソコンから大阪マラソン2025のメダルを製作する「#めっちゃええやんメダルプロジェクト」を2024年12月20日に発表した。このプロジェクトの一環として実施された「大阪マラソンキッズ1Kチャレンジ」参加記念メダルデザインコンテストには、約1か月の期間で1254件もの応募があった。

最優秀作品賞に選ばれた大阪市立真田山小学校6年生の金本結菜さんのデザインは、2025年大阪・関西万博の開催を意識し、大阪の魅力を多彩に表現した作品となっている。このデザインは実際のメダルとして製作され、レース当日に参加する小学生たちに手渡されることが決定した。

また、優秀作品賞には大阪市立日吉小学校4年生の井上文乃さんと大阪市立滝川小学校2年生の本郷旦さんが選出された。特別審査員を務めた中島さち子氏としずちゃん氏からは、大阪の特色を活かした躍動感のある作品との高い評価を受けている。

メダルプロジェクトの詳細

項目 詳細
実施主体 リネットジャパングループ株式会社、リネットジャパンリサイクル株式会社、地域SDGs創生ネットワーク
後援 大阪市教育委員会
応募総数 1254件
最優秀賞受賞者 金本結菜さん(大阪市立真田山小学校6年生)
メダル製作材料 不用パソコンから回収した金属
対象イベント 大阪マラソンキッズ1Kチャレンジ

スマイル・エコ・プログラムについて

スマイル・エコ・プログラムとは、小型家電リサイクル法認定事業者が展開する新しい寄付の仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • パソコン回収を通じた寄付システムの確立
  • スポーツ少年団や学校などの団体登録制度
  • レアメタルリサイクルによる都市鉱山問題への貢献

本プログラムは全国エリアを対象としており、団体登録した組織はパソコンの回収台数に応じて備品の寄贈を受けることができる。大阪マラソン2025との連携を皮切りに、全国規模での展開を予定しており、教育機関や地域コミュニティの活性化に寄与することが期待されている。

大阪マラソンメダルプロジェクトに関する考察

小学生を対象としたメダルデザインコンテストは、環境教育とスポーツイベントを結びつける効果的な取り組みとなっている。不用パソコンのリサイクルという環境保護活動と、子どもたちの創造性を引き出すデザインコンテストを組み合わせることで、持続可能な社会への理解を深める機会を提供している。

今後の課題として、パソコン回収の効率化と安定的な金属確保の仕組みづくりが挙げられる。地域コミュニティとの連携をさらに強化し、定期的な回収システムを確立することで、継続的なプロジェクト運営が可能になるだろう。

将来的には、このプロジェクトモデルを他のスポーツイベントや地域活動にも展開することが期待される。環境保護と地域活性化を両立させる取り組みとして、全国各地での実施を視野に入れた展開が望まれる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「応募総数 1254件! 大阪市教育委員会後援 不用なパソコンに含まれる金属からメダルを作る、大阪マラソンメダルプロジェクト。小学生メダルデザインコンテスト結果発表。 | リネットジャパングループ株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000012285.html, (参照 2025-01-08).