habが教育事業者向け送迎サービスを開始、タクシーとバスを活用した移動支援で子育て環境の向上へ

habが教育事業者向け送迎サービスを開始、タクシーとバスを活用した移動支援で子育て環境の向上へ

habが教育事業者向け送迎サービスを開始、タクシーとバスを活用した移動支援で子育て環境の向上へ

PR TIMES より

記事の要約

  • habが地域の教育事業者向け送迎サービスを開始
  • タクシーやバスを活用した法人向け移動支援を展開
  • 4歳から12歳の児童を対象に横浜市など4地域で導入

あたらしい放課後プロジェクトの開始

hab株式会社は20団体で構成されるこどものみらい共創プラットフォームの幹事企業として、タクシーやバスを組み合わせた教育事業者向け送迎サービス「あたらしい放課後プロジェクト」を2025年1月13日に開始した。小学校内の学童や保育園、幼稚園と地域の習い事や医療施設間の移動を公共交通で支援する法人向けプロジェクトが本格的に動き出したのだ。

令和5年度の国土交通省共創モデル事業での実績を踏まえ、法人向けの受益者負担モデルへと進化を遂げた移動支援サービスは、児童に加えて幼児まで対象を広げている。タクシーやバスを1時間あたり8,500円前後で利用できるサービスは、habの配車システムや予約アプリを活用することで効率的で安心安全な運行を実現するだろう。

このプロジェクトは横浜市、川崎市、平塚市、東京都杉並区に店舗や営業所を持つ法人・団体を対象に展開されており、令和6年8月10日から令和7年2月28日まで導入団体の募集を行う。教育、医療、タクシー、システム開発など多様な分野から20団体が参画し、地域が一体となった安心・安全な移動環境の整備を進めている。

あたらしい放課後プロジェクトの詳細

項目 詳細
対象地域 横浜市、川崎市、平塚市、東京都杉並区
利用価格 1時間あたり8,500円前後(車両サイズと利用時間により変動)
対象年齢 4歳~12歳
募集期間 令和6年8月10日~令和7年2月28日
参画団体数 20団体(2024年8月28日時点)

詳細はこちら

コンソーシアムについて

コンソーシアムとは、複数の企業や団体が共通の目的のために形成する共同事業体のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 複数の企業や団体による連携体制の構築
  • 共通の目的達成に向けた協力関係の確立
  • 各参画団体の強みを活かした相乗効果の創出

こどものみらい共創プラットフォームは、教育、医療、タクシー、システム開発、金融機関など多様な業種から20団体が参画している革新的なコンソーシアムである。地域の子どもの移動に関わる課題解決に向けて、各団体の専門性や知見を結集し、安心・安全な移動環境の整備を進めているのだ。

あたらしい放課後プロジェクトに関する考察

教育事業者向けの送迎サービスは、共働き世帯の増加や習い事の多様化に伴う移動ニーズの高まりに対応する画期的な取り組みといえる。タクシーやバスを組み合わせた柔軟な運行体制と、配車システムや予約アプリを活用した効率的な運営は、安全性と利便性を両立させる優れたソリューションになるだろう。

一方で、1時間あたり8,500円前後という利用料金は、教育事業者や保護者にとって大きな負担となる可能性がある。法人と個人の負担割合の設定や、複数の利用者による相乗り促進など、コスト面での工夫が今後の課題として浮上してくるだろう。

このプロジェクトが成功を収めれば、全国の教育事業者や保護者が抱える送迎の悩みを解決する新たなモデルケースとなる可能性を秘めている。20団体による多角的な支援体制を活かし、地域の特性に応じた柔軟なサービス展開が望まれるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「「あたらしい放課後プロジェクト」運行開始!幼稚園・保育園・学童・習い事など、お子さまの送迎にお困りの教育事業者を地域の交通サービスで支える! | hab株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000115034.html, (参照 2025-01-13).

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