ベネッセが卒園向け特別ムービーを公開、親子の絆と成長の記録を共有する取り組みを展開

ベネッセが卒園向け特別ムービーを公開、親子の絆と成長の記録を共有する取り組みを展開

ベネッセが卒園向け特別ムービーを公開、親子の絆と成長の記録を共有する取り組みを展開

PR TIMES より

記事の要約

  • 進研ゼミ小学講座が卒園向け特別ムービーを公開
  • 手をつなぐ回数が小学生進学後に6割減少と調査で判明
  • 親子の思い出と成長を描いた1分半の映像作品

進研ゼミ小学講座の卒園ムービー公開と親子関係の変化

株式会社ベネッセコーポレーションは2025年3月5日、進研ゼミの小学1年生向け講座「チャレンジ1ねんせい」から卒園シーズンに向けた特別ムービー「つないだ手を離す時」篇を公開した。このムービーには進研ゼミが制作した卒園ソング『たいせつなともだち 〜しんゆうver.〜』が使用され、全国の幼稚園・保育園で親しまれている楽曲となっている。

本ムービーは父親の視点から描かれ、登園時に手をつないで歩いた道のりや寝かしつけの苦労、朝のヘアセット、子どもが初めて「ぱぱ」と書いてくれた瞬間など、日常の中にある貴重な思い出の数々を映し出している。親子で過ごした大切な時間の積み重ねと、子どもの成長に伴う変化が丁寧に表現されているのだ。

同社が実施した調査によると、共働き世帯の約6割が小学校入学後に子どもと手をつなぐ回数が減少したと回答している。この結果から、入学前の親子の時間をより大切にしてほしいという想いと、新1年生としての子どもの自立を応援する気持ちが込められているのである。

共働き世帯における親子関係の変化まとめ

調査項目 詳細
調査期間 2025年2月21日〜24日
調査対象 小学1年生の第一子を持つ共働き世帯の親
回答者数 208名(男女各50%、30代53.3%、40代46.7%)
手をつなぐ回数の変化 60.6%が減少と回答
2人きりの時間の変化 55.3%が減少と回答

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共働き世帯について

共働き世帯とは、夫婦がともにフルタイムで働いている家庭のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 両親ともに職業を持ち、家計を支える
  • 仕事と育児の両立が必要
  • 時間管理と役割分担が重要

本調査における共働き世帯の親子関係の変化は、子どもの小学校入学という大きな節目での親子の触れ合い方の変容を示している。入学を機に子どもの自立が進み、親子の関係性が変化していく様子が明確に表れており、これは現代の共働き世帯が直面する典型的な課題となっているのだ。

小学校入学期の親子関係の変化に関する考察

小学校入学による親子関係の変化は、子どもの成長過程における重要な転換点として捉えることができる。手をつなぐ回数の減少は子どもの自立心の芽生えを示す自然な現象であり、親子関係が依存から自立支援へと移行する過程において必要不可欠な変化だと考えられるだろう。

一方で、共働き世帯特有の時間的制約により、意識的に親子の触れ合いの機会を作る必要性が高まっている。子どもの成長に合わせた新しい関わり方を模索し、限られた時間の中で質の高いコミュニケーションを実現することが、現代の親子関係における重要な課題となっているのだ。

今後は教育現場と家庭との連携強化が不可欠であり、学校行事への積極的な参加や放課後の学習支援など、新しい形での親子の関わり方を構築していく必要がある。デジタル技術を活用したコミュニケーション手段の導入なども、親子の絆を維持・強化する有効な選択肢となるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「進研ゼミ小学講座が贈る卒園おめでとうムービー 「つないだ手を離す時」篇を公開 | 株式会社ベネッセコーポレーションのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001337.000000120.html, (参照 2025-03-06).

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