国際高等学校2年ウェカ・バヌバンがアジアセーリング選手権で銀メダル、タイのセイラー・オブ・ザ・イヤーも受賞

国際高等学校2年ウェカ・バヌバンがアジアセーリング選手権で銀メダル、タイのセイラー・オブ・ザ・イヤーも受賞

国際高等学校2年ウェカ・バヌバンがアジアセーリング選手権で銀メダル、タイのセイラー・オブ・ザ・イヤーも受賞

PR TIMES より

記事の要約

  • 国際高等学校2年のウェカ・バヌバンがアジアセーリング選手権で銀メダル獲得
  • 2024年タイのセイラー・オブ・ザ・イヤー男子部門を受賞
  • 全寮制の国際高等学校で学業とセーリングを両立

国際高生ウェカ・バヌバンの国際セーリング大会での活躍

国際高等学校2年のウェカ・バヌバンは、2024年12月に中国・海南島で開催された「2024 ILCA Asian Open Championship」に出場し、男子ILCA6(19歳以下)部門で銀メダルを獲得した。この大会にはアジア各国から選出された計259名の選手が参加し、激しい競争が繰り広げられたのである。

ウェカは2024年夏にイタリアで開催された「ユースセーリングチャンピオンシップ2024」でも銅メダルを獲得している。各国代表1名のみが出場できる世界最高峰の大会であり、19歳以上の部はオリンピックへの重要な選手権として位置づけられているのだ。

2022年のオプティミスト世界選手権優勝、2023年のILCA4ユース世界選手権優勝、2023年杭州アジア大会ILCA4級金メダルなど、数々の実績を残してきたウェカは、現在ILCA6へ昇格し、さらなる高みを目指している。タイの代表選手として「セイラー・オブ・ザ・イヤー2024」男子部門も受賞した。

国際高等学校の教育体制まとめ

項目 詳細
学校種別 高等学校 & IB World School
開校時期 2022年9月
定員 225人(高校1〜3年生の男女)
教育特徴 日本語以外の全授業を英語で実施、ケースメソッド導入
教員体制 修士または博士号保有の多国籍教員が指導
寮制度 男女共学の全寮制、House Supervisorによる生活支援

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ILCAセーリングについて

ILCAセーリングとは、国際レーザークラス協会が管轄する競技用ヨットのクラスを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 年齢や技術レベルに応じた複数のクラス分け(ILCA4、ILCA6、ILCA7)
  • オリンピック競技種目としての採用実績
  • 世界規模の大会システムと厳格な競技基準

ILCAセーリングは選手の成長に合わせてクラスを上げていく体系的な競技システムを採用している。国際高等学校のウェカ選手もILCA4での実績を重ね、現在はより高度なILCA6クラスで活躍を続けているのだ。

国際高等学校のグローバル教育に関する考察

国際高等学校が掲げる全寮制のグローバル教育は、学業と競技の両立を目指す学生アスリートにとって理想的な環境を提供している。特に英語での授業展開とケースメソッドによる実践的な学習アプローチは、国際的な視野を持つリーダーの育成に効果的であろう。

今後の課題として、異なる文化背景を持つ生徒たちの相互理解をさらに深める取り組みが重要になってくるだろう。House Supervisorによるきめ細かなサポート体制は、この課題解決の鍵となる可能性を秘めている。

将来的には、セーリング以外のスポーツ分野でも国際的な活躍をする生徒が現れることが期待される。グローバルな競争環境と充実した学習環境の両立は、次世代のリーダー育成において重要なモデルケースとなるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「ウェカ・バヌバン(国際高等学校2年)がアジアセーリング選手権で銀メダル獲得し、タイの「セイラー・オブ・ザ・イヤー賞」受賞 | 学校法人栗本学園のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000085831.html, (参照 2025-01-16).

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