河合塾が2025年度国公立大二次出願ガイダンスを開催、共通テスト「情報」導入で入試制度が大きく変化
記事の要約
- 河合塾が国公立大二次出願ガイダンスを開催
- 共通テスト導入で国公立入試に大きな変化
- 最新データを基に合格可能性を高める戦略を解説
河合塾の2025年度国公立大二次出願ガイダンス
河合塾大阪北キャンパス東大・京大・医進館は、2025年1月25日と26日に国公立大二次試験出願に向けたガイダンスを開催する予定だ。2025年度入試では共通テストでの教科「情報」導入や東大の第一段階選抜厳格化、京大の共通テスト配点比率変更など大きな制度変更が実施される。
このガイダンスでは医学科進学情報センター長の山口和彦氏が医学部編の講演を担当し、東大・京大・医進館進学アドバイザーの森広樹氏が東大・京大編の講演を実施する予定だ。藤野真也講師による2次試験に向けた学習法の指導も予定されている。
共通テスト自己採点集計データと東大・京大・医進館の指導データを活用し、合格可能性を高める具体的な出願戦略を提供する。40万人近くの受験生データを分析することで、より精度の高い進路指導が期待できるだろう。
国公立大二次出願ガイダンスの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 医学部編:1月25日 11:00~12:30、13:30~15:00東大・京大編:1月26日 10:00~11:00 |
会場 | 河合塾大阪北キャンパス 東大・京大・医進館 |
対象者 | 東大・京大・国公立大学医学部医学科志望の高3生と保護者 |
講演者 | 山口和彦(医学科進学情報センター長)森広樹(進学アドバイザー)藤野真也(数学科講師) |
申込方法 | Webサイトから申込 |
共通テストの教科「情報」について
共通テストの教科「情報」とは、2025年度から新たに導入される必修科目のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 高校での情報教育の重要性を反映した新科目
- デジタル社会に必要な基礎的な知識を評価
- 大学入学者選抜における新たな評価指標
共通テストでの教科「情報」導入に伴い、東大や京大などの難関大学では入試制度の大幅な変更が行われている。特に東大での第一段階選抜の厳格化や京大での共通テスト配点比率の変更は、受験生の出願戦略に大きな影響を与えるだろう。
2025年度入試制度変更に関する考察
共通テストにおける教科「情報」の導入は、デジタル社会における人材育成という観点で重要な意味を持つ。新科目の導入により、高校教育における情報リテラシーの重要性が一層高まり、大学入学後の学修にも良い影響を与えることが期待できるだろう。
東大の第一段階選抜厳格化は、より質の高い入学者選抜を目指す動きとして評価できる。一方で、受験生の負担増加や志望校選択の幅が狭まる可能性もあり、高校での学習指導や進路指導においてより細やかなサポートが必要になってくるだろう。
京大の共通テスト配点比率変更は、大学の求める学生像をより明確に示すものとなっている。今後は各大学の入試制度変更に合わせた戦略的な受験対策が求められ、予備校などの教育機関による支援体制の充実が重要な課題となるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「[2025年入試対応]東大・京大・医学部二次出願のポイント~共通テスト自己採点データを徹底分析!合格可能性を高める出願戦略をプロが解説~ | 学校法人 河合塾のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000030937.html, (参照 2025-01-16).