姫路市が総合スポーツ会館でパラスポーツとスポーツメディカル教室を開催、地域住民の運動能力向上を支援

姫路市が総合スポーツ会館でパラスポーツとスポーツメディカル教室を開催、地域住民の運動能力向上を支援

PR TIMES より

記事の要約

  • 姫路市がパラスポーツ体験型出前授業を開催
  • スポーツメディカル教室でバスケとバドミントンを学習
  • アスリート講師による技術指導と医学的な知識を提供

パラスポーツ体験とスポーツメディカル教室の開催概要

姫路市は2025年2月2日に総合スポーツ会館競技場で、パラスポーツ体験型出前授業「あすチャレ!スクール」とスポーツメディカル教室を開催する予定だ。あすチャレ!スクールでは北京パラリンピック日本代表の高田朋枝氏を講師に招き、ゴールボールのデモンストレーションと体験を実施することが決定している。

開催時間は午前10時30分から午後3時30分までで、播磨圏域にお住まいの小学校4年生以上が参加可能となっている。参加費は無料で、応募者多数の場合は抽選により参加者を決定する形式となっているのだ。

スポーツメディカル教室では、しばはら整形外科スポーツ関節クリニックからアスレチックトレーナーの瀬尾美貴子氏と理学療法士の東辻洸一氏が登壇し、バスケットボールとバドミントンに特化したケガの予防とケアの知識向上を図ることになっている。

スポーツ教室開催の詳細

項目 詳細
開催日時 2025年2月2日 午前10時30分から午後3時30分
開催場所 姫路市立総合スポーツ会館 競技場(姫路市中地453番地)
対象者 播磨圏域(8市8町)にお住まいの小学校4年生以上
参加費 無料
応募期限 2025年1月24日 午後5時まで
主な内容 ゴールボール体験、バスケットボール・バドミントンのメディカルケア

申し込みページはこちら

ゴールボールについて

ゴールボールとはパラスポーツの一種で、視覚以外の感覚を頼りにプレーする競技のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 鈴の入ったボールを使用して行うチームスポーツ
  • アイシェード(目隠し)を着用してプレー
  • 音を頼りにボールの位置を把握する独自のルール

今回の講師である高田朋枝氏は2008年の北京パラリンピック女子ゴールボール日本代表として活躍し、2018年のインドネシアアジアパラ競技大会では金メダルを獲得している。現在は日本国内でのパラスポーツの普及活動に注力しており、ゴールボールを通じて多様性やSDGsについての理解を深める取り組みを行っているのだ。

スポーツメディカル教室に関する考察

スポーツ医学の知識を持つトレーナーと理学療法士が指導することで、参加者は競技特性に応じた効果的な怪我の予防法を学ぶことが可能になる。特にバスケットボールとバドミントンは急な動きや方向転換が多い競技であり、専門家からの具体的なアドバイスは怪我のリスク軽減に大きく貢献するだろう。

今後の課題として、参加者の年齢や競技レベルに応じた指導内容のカスタマイズが必要となってくる。小学生から大人まで幅広い年齢層が参加する中で、それぞれの身体能力や競技経験に合わせた適切なアドバイスを提供することが、教室の効果を最大限に高める鍵となるはずだ。

将来的には、指導内容をデジタル化してオンラインでも提供することで、より多くの人々がスポーツ医学の知識にアクセスできる環境を整備することが望まれる。リアルとオンラインのハイブリッド型の教室運営により、地域のスポーツ愛好家の怪我予防と競技力向上に貢献できる可能性が高いだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「あすチャレ!スクール&スポーツメディカル教室を開催します! | 姫路市のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000073910.html, (参照 2025-01-10).