近畿大学発ベンチャーPOIが大阪・関西万博TEAM EXPOパビリオンで昆虫食の可能性を提示へ

近畿大学発ベンチャーPOIが大阪・関西万博TEAM EXPOパビリオンで昆虫食の可能性を提示へ

PR TIMES より

記事の要約

  • 近畿大学発ベンチャーPOIが大阪・関西万博に出展決定
  • 昆虫食をテーマとした展示やパフォーマンスを実施
  • TEAM EXPOパビリオンで試食品の配布も検討中

近畿大学発ベンチャーPOIの大阪・関西万博出展計画

近畿大学発ベンチャーの株式会社POIは2024年1月8日、2025年開催の大阪・関西万博のTEAM EXPOパビリオンへの出展が決定したことを発表した。代表取締役の清水和輝氏が2020年からコロナ禍で取り組んできた昆虫食の普及・啓発活動の集大成として位置づけられている。

出展内容として昆虫食をテーマとした展示やステージパフォーマンスが予定されており、来場者への試食品配布も検討されている。POIは昆虫食を通じて未来の食の可能性を提示することで、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。

TEAM EXPO 2025は多様な人々がチームを組んで未来に挑戦する参加型プログラムとして位置づけられている。POIの取り組みは社会課題の解決に向けた新しい食文化の提案として注目を集めており、フューチャーライフヴィレッジエリアでの展開が期待されている。

大阪・関西万博出展の概要

項目 詳細
イベント名 大阪・関西万博
開催場所 フューチャーライフエクスペリエンス TEAM EXPOパビリオン
エリア フューチャーライフヴィレッジ
開催日 2025年6月7日
出展テーマ (仮称)昆虫食博覧会
主な内容 昆虫食の展示、ステージパフォーマンス、試食品配布(検討中)

株式会社POI公式サイト

昆虫食について

昆虫食とは、食用可能な昆虫を食材として活用する食文化のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 高タンパク質で環境負荷が少ない次世代の食糧資源
  • 世界中で20億人以上が日常的に食している伝統的な食文化
  • 食料危機や環境問題の解決策として注目を集める

近畿大学発ベンチャーのPOIは2020年からコロナ禍において昆虫食の普及・啓発活動を継続的に展開してきた。大阪・関西万博への出展を通じて、昆虫食の可能性を広く社会に提示し、持続可能な食文化の構築に向けた取り組みを加速させることが期待される。

大阪・関西万博での昆虫食展示に関する考察

大阪・関西万博でのPOIによる昆虫食の展示は、持続可能な食の未来を考える重要な機会となることが期待される。特にステージパフォーマンスや試食品の提供を通じて、来場者が昆虫食に対する理解を深め、食の多様性を受け入れるきっかけとなる可能性が高い。

一方で昆虫食に対する文化的な抵抗感や心理的なハードルを克服することが課題として挙げられる。展示内容や試食品の選定において、来場者の受容性を考慮した丁寧なアプローチが必要となるだろう。解決策として、昆虫食の栄養価や環境負荷の低さなど、科学的な観点からの情報提供を充実させることが有効である。

今後は単なる展示にとどまらず、教育機関や食品企業との連携を通じて、昆虫食の社会実装に向けた具体的なロードマップを示すことが期待される。大阪・関西万博をきっかけに、持続可能な食文化としての昆虫食の可能性が広く認知され、実践的な取り組みが加速することを期待したい。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「近畿大学発ベンチャー・株式会社POIが2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)TEAM EXPOパビリオンに出展 | 株式会社POIのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000124329.html, (参照 2025-01-10).