記事の要約
- 誠文堂新光社が小中学生向け次世代教育プログラムの募集を開始
- 採択者に研究資金30,000円と技術サポートを提供
- 2025年3月2日まで申請を受付中
小中学生トコトンチャレンジ2025の概要
株式会社誠文堂新光社は株式会社リバネスとの共催で、小中学生向けの次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2025」の募集を2025年1月9日より開始した。このプログラムは創刊100周年を迎えた科学誌『子供の科学』の一環として実施され、子供たちの「好き」「やりたい」をサポートする取り組みとなっている。
プログラムの採択者には研究資材費として最大30,000円が支給され、小中学生のオンライン研究スクール「才能発掘研究所NEST LAB.」への無料受講権利が付与される。さらに雑誌『子供の科学』が2025年6月号から2026年1月号まで毎月届けられ、講師によるSNSを活用した研究開発サポートも実施される。
応募にあたっては専用の申請フォームを使用し、公式サイトからダウンロード可能な下書きシートに自分のやってみたいことを記入する仕組みとなっている。審査は東京大学教授の横山広美氏やサイエンスアーティストの市岡元気氏らが担当し、2025年3月中に採択者を発表する予定だ。
小中学生トコトンチャレンジ2025の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
募集期間 | 2025年1月9日~3月2日 |
支援内容 | 研究資材費最大30,000円、NEST LAB.無料受講権利、SNSサポート |
スペシャル審査員 | 横山広美(東京大学教授)、市岡元気(サイエンスアーティスト) |
サポート期間 | 2025年5月1日~12月31日 |
特典 | 『子供の科学』2025年6月号~2026年1月号の提供 |
科学研究スクールについて
科学研究スクールとは、子供たちの探究心や研究開発能力を育成するための教育プログラムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 専門家による個別指導と技術サポート
- オンラインを活用した柔軟な学習環境
- 実践的な研究開発プロジェクトの実施
本プログラムでは小中学生のオンライン研究スクール「才能発掘研究所NEST LAB.」を活用し、専門家のサポートを受けながら研究開発を進めることができる。特にリバネスが20年間培ってきた教育・研究のノウハウを基にした独自のカリキュラムが特徴的である。
小中学生トコトンチャレンジに関する考察
プログラムの特徴として、子供たちの自主性を重視しながら具体的な資金と技術のサポートを提供している点が評価できる。特に研究資材費の提供は、予算管理や資金調達の実践的な学びにつながり、将来の研究活動にも役立つスキルを養うことができるだろう。
一方で、オンラインでの研究活動支援においては、対面でのコミュニケーションや実験指導の機会が限られる可能性がある。SNSを活用したサポート体制の充実や、定期的なオンラインミーティングの実施など、より密接な指導体制の構築が今後の課題となるだろう。
将来的には、他の教育機関や研究機関との連携を強化し、より多様な研究テーマに対応できる体制を整えることが期待される。また、過去の採択者による成果発表や経験共有の機会を増やすことで、参加者同士の学び合いや交流を促進することもプログラムの発展に寄与するはずだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「子供たちの「好き」「やりたい」をサポートする次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ」2025年の申請募集! | 株式会社誠文堂新光社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001705.000012109.html, (参照 2025-01-10).