記事の要約
- 女子中学生の80.6%がカラコン使用経験あり
- 小学生時代からのメイク経験者が74.6%
- 美容・健康意識は運動重視の傾向
ミスコン出場女子中学生のカラコン・美容に関する実態調査
株式会社Lcodeは2024年9月11日から9月20日にかけて、JCミスコン2024および男子中学生ミスターコン2024、女子高生ミスコン2024、男子高生ミスターコン2024の参加者を対象としたアンケート調査を実施した。有効回答数は中学生419名(女子336名、男子83名)、高校生516名(女子409名、男子107名)に及んでいる。
調査によると、女子中学生のカラコン使用経験率は80.6%と高い値を示し、そのうち19.9%が小学生時代からカラコンを使用していることが明らかになった。男子中学生でもカラコン使用経験者が56.7%存在し、小学生時代からの使用者が2.4%いることがわかっている。
メイクに関しては女子中学生の95.2%が経験があり、そのうち66.9%が小学生もしくは進学前からメイクを始めている実態が判明した。美容・健康への意識も高く、特にスポーツ・筋トレを意識している割合が39.3%と最も高い結果となっている。
女子中学生のカラコン・美容意識データ
項目 | 詳細 |
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調査期間 | 2024年9月11日〜9月20日 |
有効回答数 | 中学生419名(女子336名、男子83名)、高校生516名(女子409名、男子107名) |
カラコン使用経験率 | 女子中学生80.6%、男子中学生56.7% |
メイク経験率 | 女子中学生95.2% |
美容健康意識 | スポーツ・筋トレ39.3%、無駄な間食制限30.1%、食生活管理19.0% |
カラコンについて
カラコンとは、カラーコンタクトレンズの略称で、装用者の目の色を変えるための高度管理医療機器のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 目の色や大きさを変えることができる医療機器
- 装用には眼科医の検査・処方が必要
- 使用前に添付文書の確認が必須
若年層のカラコン使用に関して、安全性への意識が高まっており、レンズを装着する指だけ爪を短くするなどの工夫が見られる。カラコンを使用する中学生の多くが衛生面や安全性に気を配りながら使用している実態が明らかになっている。
若年層のカラコン使用に関する考察
女子中学生のカラコン使用経験率が80.6%と高い数値を示していることは、若年層のビジュアルへの意識の高まりを顕著に表している。カラコンの使用開始時期が低年齢化している一方で、衛生面や安全性への意識も高く、適切な使用方法が浸透しつつある傾向が見られるだろう。
今後は若年層のカラコン使用に関して、安全性や適切な使用方法の啓発がより重要になってくると考えられる。特に小学生からの使用者が一定数存在することから、早期からの安全教育や専門家による指導体制の整備が必要になってくるだろう。
美容意識の早期化は避けられない流れである一方、健康面への配慮も欠かせない。スポーツや運動を通じた美容意識の向上は望ましい傾向であり、今後もこうした健全な美容への取り組みを推進していく必要があるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「カラコンを使ったことがあるJCは80%以上!?ミスコン出場女子中学生の実態を調査 【ミスコン対象者アンケート 第4弾】 | 株式会社Lcodeのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000020681.html, (参照 2025-01-10).