記事の要約
- PXCが東京理科大学のマーケティングリサーチPJに参画
- 飲料メーカーを題材に12チームが販促施策を提案
- 優秀チームにPXC賞を授与
東京理科大学のマーケティングリサーチ実践プロジェクトにPXCが参画
セールスプロモーションDXカンパニーのPXC株式会社は、東京理科大学経営学部で実施されたマーケティングリサーチ実践プロジェクトに2024年9月から参画した。同プロジェクトではPXCのクライアントである飲料メーカーの課題に対し、データ分析からリサーチデータを基にした具体的な施策・企画立案に取り組んでいる。
プロジェクトの締めくくりとして2024年12月12日と19日の両日に渡り、12チームによる施策・企画案の発表が行われた。各チームからユニークかつ高度な分析に基づいた提案がなされ、メーカー企業からの最優秀賞とPXC賞が授与されることとなった。
プロジェクトでは量販店での売り上げ向上に向けた世代別購買行動の調査・分析が実施された。参加学生たちは高いプレゼンテーション力を発揮し、審査員が評点に迷うほどの完成度の高い施策・企画案を提示することに成功している。
マーケティングリサーチ実践プロジェクトの実施内容
項目 | 詳細 |
---|---|
実施期間 | 2024年9月~2025年1月 |
対象者 | 東京理科大学経営学部学生 |
プロジェクト目的 | マーケティングリサーチの実践的理解 |
実施内容 | 飲料商品の世代別購買行動調査 |
成果物 | 量販店での売上向上施策の提案 |
参加規模 | 12チーム |
マーケティングリサーチについて
マーケティングリサーチとは、企業のマーケティング活動における意思決定を支援するための情報収集・分析手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 消費者の行動や嗜好を科学的に分析
- データに基づく戦略立案を可能にする
- 市場動向や競合分析にも活用可能
企業のマーケティング活動においては、顧客ニーズの把握や市場分析が不可欠であり、マーケティングリサーチはその基盤となる重要な役割を担っている。特に飲料業界では世代別の消費動向や購買行動の違いが売上に大きく影響するため、詳細な分析と的確な戦略立案が求められるのだ。
産学連携型マーケティングリサーチに関する考察
産学連携型のマーケティングリサーチプロジェクトは、学生に実践的な学びの機会を提供すると同時に、企業側にも斬新な視点からの提案を得られる貴重な機会となっている。特に若年層の消費者インサイトを理解する上で、学生ならではの視点や発想は企業のマーケティング戦略に新たな示唆を与える可能性を秘めているだろう。
一方で、プロジェクトの成果を実務に活かすためには、理論と実践のギャップを埋める必要がある。学生の提案を実現可能な形に落とし込み、実務レベルでの施策として具体化していくためには、企業側のサポートと継続的なフィードバックが不可欠となるだろう。
また、このような産学連携の取り組みを発展させていくためには、プロジェクトの評価基準の明確化と成果の可視化が重要となる。企業側の実務に即した評価と、教育機関としての学習効果の両立を図りながら、より実践的なプログラムとして進化させていく必要があるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「セールスプロモーションDXカンパニーのPXC、飲料を題材にした東京理科大学マーケティングリサーチPJにて優秀チームに「PXC賞」を授与 | PXC株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000042827.html, (参照 2025-01-10).