記事の要約
- 株式会社ジャクエツが2つの大規模教育関連イベントを開催
- グッドデザイン大賞受賞の遊具シリーズなど100点以上を出展
- 著名な専門家12名によるトークショーを実施
幼児教育とまちづくりの融合を目指すイベント開催
株式会社ジャクエツは2025年2月12日から14日にかけて、東京都大田区産業プラザPiOにて第4回こども環境サミットと初開催の共遊空間EXPOを同時開催することを発表した。2024年のグッドデザイン大賞を受賞したRESILIENCE PLAYGROUNDプロジェクトの新作遊具や早稲田大学スポーツ科学学術院の広瀬統一教授との共同開発による発達支援遊具など100点以上のオリジナル商品を出展予定だ。
トークショーには幅広い分野のスペシャリスト12名が登壇し、まちづくりやこれからの社会に必要なモノ・コトについて講演を行う。デザイナーの深澤直人氏や発達心理学の専門家である内田伸子氏など著名な講師陣が揃い、子どもたちの未来に関する幅広いテーマを扱うことになるだろう。
本イベントは事前登録制で入場料は無料となっているが、トークショーは1講座あたり3,300円の有料制となっている。まちづくりや施設設計・管理に関わる関係者から幼児教育・保育関係者まで幅広い参加者を募集し、社会全体で子どもたちの未来を考える場を提供する体制を整えた。
イベント開催概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年2月12日~14日 |
会場 | 東京都大田区産業プラザPiO |
イベント名 | 第4回こども環境サミット、共遊空間EXPO |
主な展示 | RESILIENCE PLAYGROUNDプロジェクト新作遊具、発達支援遊具など100点以上 |
参加費 | 入場無料(トークショーは1講座3,300円税込) |
ウェルビーイングについて
ウェルビーイングとは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを指す総合的な概念である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 個人の健康と幸福感を包括的に捉える考え方
- 心身の健康だけでなく社会的な繋がりも重視
- 持続可能な社会づくりの重要な指標として注目
本イベントでは福井県立大学の高野翔准教授がウェルビーイングを目指したまちづくりについて講演を行う予定である。子どもたちの健やかな成長環境の整備と地域社会の発展を結びつける新しい視点として、まちづくりの専門家たちの注目を集めている。
幼児教育イベントに関する考察
幼児教育とまちづくりを融合させた本イベントの開催は、子どもの発達支援における社会全体でのアプローチという点で画期的な取り組みといえる。特にグッドデザイン大賞を受賞したRESILIENCE PLAYGROUNDプロジェクトの展示は、遊具デザインの新しい可能性を示すものとして期待が高まっている。
今後は展示される遊具や設備の導入コストや維持管理の課題が浮上する可能性がある。しかし早稲田大学との共同開発による発達支援遊具のように産学連携を活用することで、より実用的で持続可能なソリューションを見出せるだろう。
まちづくりと教育分野の専門家が一堂に会する本イベントを通じて、地域社会における子育て環境の向上につながる新たな知見が生まれることが期待される。特に非認知能力の育成に着目した内田伸子氏の講演は、今後の幼児教育の方向性に大きな影響を与える可能性が高い。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「100点以上のオリジナル商品を出展!社会全体で子どもたちの未来を考える大規模展示会開催! | 株式会社ジャクエツのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000077852.html, (参照 2025-01-11).