平和堂と龍谷大学が産官学連携で食育推進事業を展開、学生考案の冬野菜グラタンを商品化

記事の要約

• 平和堂が龍谷大学考案のレシピを商品化
• 産官学連携で野菜摂取促進の食育事業を展開
• 冬野菜たっぷりミルクカレーグラタンを14店舗で販売

平和堂と龍谷大学の産官学連携による食育推進商品の開発

平和堂は食育推進事業の一環として、龍谷大学の学生が考案したレシピを基に商品化した冬野菜たっぷりミルクカレーグラタンを2025年1月16日より14店舗で販売開始する予定だ。守山市民の野菜摂取に関する意識調査の結果を受けて、平和堂と龍谷大学と守山市が連携して食を通じた健康づくりを推進することになった。

龍谷大学の学生は保育園やこども園での野菜摂取推進を目的に、おいしく野菜をたっぷり食べようをコンセプトとしたレシピを考案して試作や試食を重ねた結果、ミルクカレーグラタンが商品化対象として選ばれることになった。平和堂と龍谷大学と守山市が連携して商品開発や販売を行うのは今回が初めての試みである。

商品化されたミルクカレーグラタンには滋賀県産びわこ牛乳を使用したホワイトソースが使われており、まろやかなカレー味に仕上げられている。2025年1月16日から2月19日までの期間限定で販売され、価格は税込430円に設定された。

冬野菜たっぷりミルクカレーグラタンのお披露目会詳細

食育推進事業について

食育推進事業とは、食に関する知識や食を選択する力を養い、健全な食生活を実践できる人を育てる取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 産官学が連携して食を通じた健康づくりを推進
• 地域の特性や課題に応じた食育活動を展開
• 実践的な食育プログラムの開発と実施

平和堂と龍谷大学と守山市が連携して進める食育推進事業では、守山市民へのアンケート調査結果を基に野菜摂取の促進を重点課題として設定している。特に若い世代や子どもたちへの食育アプローチとして、大学生が考案したレシピを商品化することで、より身近に野菜を摂取できる機会を創出している。

産官学連携による食育推進事業に関する考察

平和堂と龍谷大学と守山市の産官学連携による食育推進事業は、地域に密着した実践的なアプローチという点で評価できる。特に大学生が考案したレシピを実際の商品として展開することで、若い世代の食育への関心を高める効果が期待できるだろう。

今後の課題として、一時的な商品販売に終わらない継続的な食育プログラムの展開が必要になってくる。食育の効果を測定する具体的な指標の設定や、定期的なフィードバックを基にしたプログラムの改善が求められるだろう。

また食育推進事業の発展には、より多くの教育機関や企業との連携拡大が重要になってくる。地域全体で食育を推進する体制づくりを進めることで、より効果的な食育活動が展開できるようになるだろう。

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