全国4エリアで予選開催、第9回高校生ダンスバトル選手権で600名の高校生が熱戦を展開

記事の要約
- 全国4エリアの予選で約600名が参加した高校生ダンスバトル選手権
- 1on1バトル16名と3on3バトル16チームが決勝進出
- 2025年1月18日に川崎CLUB CITTA’で決勝大会を開催
高校生ダンスバトル選手権の概要と予選結果
「ダンスチャンネル」を運営する名古屋テレビネクストと関連企業は、第9回高校生ダンスバトル選手権の予選結果を2025年1月15日に発表した。全国から高校生ダンサーのべ約600名が参加し、関東・関西・中部・九州の4エリアで予選が開催され、1on1バトル16名と3on3バトル16チームが決勝大会への切符を手にしている。
本大会のダンスバトルではDJが流すランダムな音楽に合わせて即興で踊り、対峙するダンサー同士で勝敗を競う形式を採用している。過去の大会参加者からはプロダンサーやアーティストとして活躍する人材を多数輩出しており、若手ダンサーの登竜門としての役割を果たしてきた。
決勝大会のジャッジには、SETO、Boo、KATSUYA、CHIHIRO、MARINといったダンス界の第一線で活躍するプロフェッショナルが就任することが決定した。大会の模様は朝日新聞紙面や各種メディアで放送・配信される予定だ。
決勝大会の開催概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年1月18日(土)12:30開始 |
会場 | 川崎CLUB CITTA’(川崎市川崎区) |
料金 | 入場料4,000円(全席指定・税込)※別途ドリンク代600円 |
主催 | ダンスチャンネル、メ~テレ、朝日新聞社、スカイA |
後援 | スポーツ庁 |
協賛 | 味の素、ECC |
ダンスバトルについて
ダンスバトルとは、DJの選曲による音楽に合わせて即興で踊りを披露し、対戦相手と技術や表現力を競い合う対戦形式のダンスパフォーマンスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 即興性を重視した創造的なパフォーマンス
- 音楽解釈力と独創的な表現力が問われる
- 対戦形式による競技性の高さ
本大会では1on1と3on3の2つのカテゴリーが設けられており、個人の技術と表現力を競う1on1バトルと、チームワークと組織力が問われる3on3バトルの両方で頂点を目指す。2024年パリオリンピックでも採用されるなど、ダンスバトルは世界的に注目を集めている競技形式だ。
高校生ダンスバトル選手権に関する考察
全国4エリアでの予選開催により、地方の高校生ダンサーにも挑戦の機会が提供されていることは高く評価できる。ダンスバトル形式は即興性と創造性を重視するため、参加者の技術向上と表現力の育成に大きく寄与することが期待できるだろう。
今後の課題として、地方予選の開催地域をさらに増やすことで、より多くの高校生に参加機会を提供することが挙げられる。また、オンライン予選の導入なども検討することで、遠方からの参加者の負担軽減にもつながるはずだ。
プロダンサーやアーティストの輩出実績からも、本大会は若手ダンサーの育成において重要な役割を果たしている。高校生ダンサーたちにとって、憧れの存在である大会アンバサダーやジャッジとの交流は、将来のキャリア形成にも大きな影響を与えることだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「高校生ダンサー頂上決戦「第9回高校生ダンスバトル選手権」予選結果!1月18日の決勝には大会アンバサダー「7ORDER」が来場!! | 名古屋テレビ放送株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001304.000014977.html, (参照 2025-01-16).