J SPORTSが2024/2025フィギュアスケートシーズンの放送ラインアップを発表、国際大会から学生大会まで幅広くカバー

記事の要約
- J SPORTSが2024/2025シーズンのフィギュアスケート中継を発表
- 全米選手権から世界選手権まで国際大会を全種目放送
- 高校・中学スケート大会も配信でカバー予定
J SPORTS 2024/2025シーズンフィギュアスケート中継ラインアップ
株式会社ジェイ・スポーツは2025年1月17日、2024/2025シーズンのフィギュアスケート放送・配信ラインアップを発表した。国際大会では1月24日から開催される全米フィギュアスケート選手権を皮切りに、ISU主催の欧州選手権、四大陸選手権、世界ジュニア選手権、世界選手権までを全種目放送する計画を明らかにしている。
国内の学生大会では、全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会フィギュアスケート競技と全国中学校スケート大会フィギュア競技をJ SPORTSオンデマンドで先行LIVE配信することが決定した。プリンスアイスワールド2024-2025の東京公演も2月21日にLIVE配信される予定である。
さらにJ SPORTSオリジナル番組として、町田樹氏による「研究×スポーツ」をコンセプトにした新感覚のスポーツ情報番組と、元アイスダンサーの宮本賢二氏がトップスケーターをゲストに迎えるトークショーの放送も予定されている。視聴者は両番組を通じて選手の素顔や専門的な解説を楽しめるだろう。
フィギュアスケート中継の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
国際大会 | 全米選手権、欧州選手権、四大陸選手権、世界ジュニア選手権、世界選手権 |
国内大会 | 全国高校スケート選手権、全国中学校スケート大会 |
特別番組 | プリンスアイスワールド2024-2025東京公演(2025年2月21日) |
オリジナル番組 | 町田樹のスポーツアカデミア、フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋 |
全米フィギュアスケート選手権について
全米フィギュアスケート選手権とは、1914年から開催されている歴史ある大会で、アメリカの代表選手選考会を兼ねている競技会のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 110年以上続く歴史と伝統を持つ競技大会
- 世界選手権の代表選考を兼ねた重要な大会
- 男女シングル、ペア、アイスダンスの全種目を実施
現在の注目選手は、今シーズンのグランプリファイナルで連覇を達成した「四回転の神」こと男子シングルのイリア・マリニン選手だ。女子シングルでは昨年チャンピオンとなったアンバー・グレン選手の連覇がかかっており、両者の活躍に期待が高まっている。
フィギュアスケート放送に関する考察
J SPORTSによる包括的な放送・配信体制は、フィギュアスケートファンのニーズに応える重要な取り組みとなっている。特に国際大会から国内の学生大会まで幅広い大会をカバーすることで、トップ選手から若手有望選手までの成長過程を継続的に追える点は画期的である。
オリジナル番組の制作・放送は、競技の魅力を多角的に伝える効果的なアプローチとなっている。元選手や専門家による解説や選手へのインタビューを通じて、競技の技術的側面だけでなく選手の人間性も伝えることができ、視聴者の理解度向上につながるだろう。
今後の課題として、国際大会と国内大会の時差による放送時間帯の調整やオンデマンド配信の安定性確保が挙げられる。解説・実況の質の維持向上や、視聴者参加型のコンテンツ展開なども重要な検討事項となっていくだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「国際大会から国内の学生大会まで、華麗なる氷上決戦を徹底放送/配信! | 株式会社ジェイ・スポーツのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000574.000014079.html, (参照 2025-01-18).