やる気スイッチグループが小学校受験向け昔話講習会を開講、オトバンクと連携し音源活用による学習効果向上を目指す

記事の要約
- チャイルド・アイズが小学校受験向け昔話講習会を開講
- オトバンクとのコラボで音源を活用した学習プログラムを提供
- 物語パズルや要約、発表を通じて表現力を強化
やる気スイッチグループの新講座「聴き方講習会」の開講内容
株式会社やる気スイッチグループの幼児教室「チャイルド・アイズ」は、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営するオトバンクと協力し、小学校受験向けの新講座「聴き方講習会~昔話~」を開始した。本講習会では浦島太郎やさるかに合戦、三匹のこぶたなどの受験頻出の昔話を教材として採用し、音源を活用したリスニング力の養成に重点を置いている。
講習会では聴き取り演習による集中力向上だけでなく、物語パズルや要約、発表などのアウトプット活動を通じて表現力や発信力を磨く内容となっている。各回の終了20分前には保護者向けのフィードバックタイムが設けられ、2024年度の出題傾向を踏まえた家庭学習のアドバイスも提供される。
開催日時は1月26日と2月24日に設定され、それぞれ複数の時間帯から選択が可能となっている。対象は新年中(2020年4月2日~2021年4月1日生まれ)と新年長(2019年4月2日~2020年4月1日生まれ)で、各回の定員は25名に設定されている。受講料は1日60分で20,213円だ。
聴き方講習会の概要
項目 | 詳細 |
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開催日程 | 1月26日(日)、2月24日(月祝) |
開催時間帯 | 10:30~11:30、13:00~14:00、15:00~16:00 |
対象年齢 | 新年中・新年長 |
受講料 | 1日(60分) 20,213円(税込) |
定員 | 各回25名 |
会場 | やる気スイッチグループ本社 6階 |
オーディオブックについて
オーディオブックとは、書籍やテキストを音声化したコンテンツのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 本や文章を朗読者が音声化した音声コンテンツ
- 通勤や家事など、他の作業をしながら学習可能
- 音声による情報伝達で印象的な学習効果を期待
小学校受験の現場では、聴き取り能力や理解力を測る試験で音声教材が多く活用されており、オーディオブックの特性を活かした学習が重要性を増している。特に昔話や童話は、物語構造の理解や道徳的な判断力の測定に適した教材として、多くの入試で採用されている。
小学校受験向け昔話講習会に関する考察
音源を活用した学習プログラムは、従来の講師による朗読とは異なる新しい学習体験を提供できる可能性を秘めている。特に標準化された音声教材を使用することで、一定の品質を保った学習環境を提供できることは大きな利点となるだろう。しかし、音声のみによる学習では、子どもの反応を即座に確認することが難しい課題も存在する。
今後は音声教材と対面指導のバランスを取りながら、より効果的な学習プログラムの開発が期待される。特に音声認識技術やAIを活用した個別フィードバックシステムの導入により、より効率的な学習支援が可能になるかもしれない。教材のデジタル化と従来の教育手法の融合が、新しい教育の形を生み出す可能性を感じさせる。
受験対策としての側面だけでなく、幼児期における聴き取り能力や言語感覚の育成という観点からも、このような取り組みは重要な意味を持つ。音声教材を通じた学習は、子どもたちの想像力や創造性を育む機会としても機能するはずだ。今後は受験対策に特化した内容から、より広い教育的価値を持つプログラムへの発展も期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「小学校受験に欠かせない「昔話・童話」を学ぶ講習会を1月26日(日)・2月24日(月・祝)開催!「聴き方講習会~昔話~」申し込み受付中 | 株式会社やる気スイッチグループのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000723.000028894.html, (参照 2025-01-18).